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UPDATE|2023/02/27

モテすぎバツイチを熱演・高梨臨「年齢を気にしながらも一歩踏み出して行く姿に共感した」

高梨臨 撮影/田中健児



和葉に思いを寄せる絢斗は22歳と、10個以上も年が離れている。

「私自身は、年下男性に惹かれることは皆無です(笑)。ましてや絢斗ぐらいの年齢は、自分からしたら超子供。だから最初はドラマとはいえ大丈夫かなって思っていたんですよ。でも演じていくうちに、すごく絢斗は可愛いなと思いますし、恋心が芽生えるのも分かるなと。絢斗が和葉をかばってくれるシーンなんて、こんなに一生懸命きてくれたら年齢に関係なくキュンとくるよね~と。絢斗のように、真っ直ぐなアプローチもあるんだというのも新鮮で。もしかしたら若かりし頃には経験したのかもしれないですけど、とっくに忘れちゃった感覚でした(笑)。あと絢斗と速水が二人でしゃべるシーンがあって、『何、この目の保養は?』『こんなにイケメンの二人が私のこと好きになることなんか現実にはないだろうな』と素で見惚れていて。すごく癒しになりました」

現場は若いスタッフも多くて、生き生きとした現場だという。

「監督は撮りたいビジョンがしっかりしている方なので、すごくやりやすいです。自分の意見も言いやすいですし、一つひとつ確認して、話し合って決めてくれるので、すごくクリエイティブな空間です。役者さんもスタッフさんも若い方が多くて、一体感のある現場です」

ドラマの後半では、あるスキャンダルがきっかけで、和葉はSNSで誹謗中傷に遭ってしまう。

「私自身は、やったほうがいいのかなと思いながらも、全然SNSをやらないタイプの人間です。出演した映画やドラマの感想を見ることはありますが、人の噂とかは疲れちゃうので一切見ないです。唯一、定期的にチェックしているのがTikTokです。それも延々と犬の動画しか観ないんですけどね(笑)。私自身、犬を飼っていますが、人様の犬を見るのも大好きなんです。ただ今回のドラマでは保護猫カフェに行くシーンが幾つかあって、超犬派なのに、猫もいいなと心が揺らいでいます。猫って最初はつっけんどんなんですけど、ずっと一緒にいると膝の上とかにのってくるんですよ。そういうことか、あざといけど可愛いなと」

プライベートでは2018年に元プロサッカー選手の槙野智章氏と結婚。仕事のスタンスは変わらないが、家庭内では変化があったという。

「お互いに働いているので、忙しい時に励まし合ったり、協力し合ったりできるのは心強いです。帰宅すると一安心できるので、すごく気持ちも楽になりました。まあ自分が忙しい時は家事を放棄しているので、『すいません……』という気持ちにはなりますけど(笑)。でも、そこも理解してくれているので感謝しています。コロナ禍になってゴルフを始めたんですけど、夫婦の共通の趣味なので、もっと一緒に行けたらなと思っています」

【あわせて読む】高梨臨が振り返る女優への道、軽い気持ちで始めた仕事を変えた「高橋玄監督の一言」
AUTHOR

猪口 貴裕


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