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UPDATE|2023/04/04

阪本奨悟、ロリータ女装でぶりっ子へのハードルが消失「自己肯定感がすごく上がってた」

阪本奨悟 撮影/山田健史

愛染マナ原作の人気漫画を実写化した『俺の美女化が止まらない!?』が、テレビ東京4月クールのドラマとして放送される。本作は、楽駆扮する陰キャな主人公・斉藤晴臣が、女装と出会ったことで自分の新たな一面と向き合っていく成長物語。晴臣に女装の楽しさを教えるキーパーソンで、女装時には恋々乃と名乗る九井恭平を、俳優の阪本奨悟が演じる。本作の印象や女装の感想、演じる上での心構えなどを阪本に語ってもらった。

【写真】ドラマでは女装を披露した阪本奨悟 撮り下ろし写真【5点】

──出演が決まった際の心境はいかがでしたか。

阪本 率直にすごく面白そうな題材だと思ったので、参加できることは楽しみでした。女装する男の人をメインに描く作品はそう多くはないと思うんですが、その中でもここまでこだわりを持って、女装を描いた作品は少ないと思います。僕自身、自分が演じきれるか不安はありましたが、これを自分のものにできれば大きなやりがいを感じられるんじゃないかなとも思っていました。

──劇中でした様々な女装の中で、特に楽しかったのはどんなものですか。

阪本 ロリータ系の衣装は現実を忘れさせてくれるようで、すごく楽しかったです。自分が一生着ることのなかったような服装ですが、美しくメイクもしていただいて、ウィッグも合わせてもらったので、すごく特別な時間でした。ロリータの衣装のまま、街中を歩いたりもしてしまいました(笑)。

──恋々乃=九井恭平という役どころをどのように捉えていましたか。

阪本 恋々乃としての恭平は、晴臣に対して母性のようなものを持っている人なのかなと感じていたので、そこを大事に演じました。恋々乃でない時の恭平は、誰かに愛されたいという思いが強いのかなと思いました。恭兵と恋々乃で演じ分けていた感覚はありますが、芯は繋がっていたような感覚もありました。

AUTHOR

山田 健史


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