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UPDATE|2023/03/30

みりちゃむの半生「初めてピアスを開けたのは中学、いじめで学校に行かなくなったことも」

みりちゃむ 撮影/荻原大志



「オーディションを受けて、『口喧嘩最強女子オーディション』に出ることが決まったんですけど、口喧嘩が強いことで番組に出るって良い印象がつかないんじゃないかって声もあったらしいんです。でも佐久間さんだから一か八かで出てみよう。これでハマッたらすごいよね、って。そしたらマジでハマッた、みたいな(笑)。そこから徐々にテレビにも呼んでもらえるようになりました。私自身は全然、口喧嘩は強くないと思っているんです。やっぱ親の方が最強だから(笑)」

“口喧嘩最強ギャル”というキャラが評判を呼び、女性芸能人21名がスポーツバトルを繰り広げる2022年5月3日放送の「ロンドンハーツ 2時間SP」(テレビ朝日系)のオファーが来る。だが人気番組の出演で、手痛い洗礼を浴びることになる。

「正直、オファーがあった時点で、なんで世の中に出始めの私が、このメンバーの中に入るんだ? と不安になったんです。錚々たる出演者の中には、ギャルの先輩である、みちょぱさんや(藤田)ニコルさんもいましたからね。そこで出しゃばれないと思って、前日から震えあがっていて。実際、本番も結果を出せなくて、帰りのロケバスでは泣いていました。放送を観た時も、何もできてないなと思って。次はちゃんと売れてから出られるように頑張ろうって。

確かに『NOBROCK TV』をきっかけに、仕事は増えたと思うんですけど、自分的には世間にどのぐらい認知されてるんだろうっていうのが分からなくて。もっとバラエティに出て、スタジオだけじゃなく、バンジージャンプやスカイダイビングなど、体を張った仕事がしてみたい。モデルのほうも、いろんなブランドのモデルをやって、幅を広げていきたいですね」

今後も多彩な活動を展開していきたいみりちゃむにとって、初のスタイルブック 『ギャルの喧嘩上等!~口喧嘩最強ギャルみりちゃむの流儀~』も大きな挑戦だった。

「オファーがあった時はうれしかった半面、私で売れるの? 大丈夫か? って心配になって。初めてのことだから、『こういう感じでやっていきましょう』みたいなことを言われても、『全然オッケーです!』みたいな(笑)。ただ内容は、かなりぶっちゃけてます。もともと、いろいろさらけ出して言うタイプなんですけど、それでも表で言ってなかったこともある。そこを詳しく掘り下げてたりするんで、私の知らない部分も見れるだろうし、気が強く見られがちだけど、全然そんなことはなくて。気弱な部分も書いてあるんで、いろいろな人に読んで共感してもらいたいです」

【後編はこちら】”口喧嘩最強ギャル”みりちゃむが、おじさんの悩みを一刀両断「LINEは絵文字を少なくするのが基本」
AUTHOR

猪口 貴裕


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