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UPDATE|2023/04/05

「緊張しすぎて迷子に」東出昌大が報道番組コメンテーターに初挑戦、自身の”残酷”な狩猟生活を語る

東出昌大(C)Abema TV, Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』が、平日夜9時より「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。3日(月)の放送では、俳優の東出昌大が報道番組コメンテーターに初挑戦。緊張の面持ちの東出は、「舌鋒鋭い論客の中に入るのは恐れ多い。そんなことを考えながら、駅からスタジオまで歩いていたら、道に迷ってしまった。六本木にいるのに、六本木ヒルズを見失っちゃいました」と、笑いを誘った。

【写真】「狩猟はものすごく残酷」と自身の山暮らしを語る東出昌大【2点】

番組では、2022年春から山に拠点を移し、狩猟免許を活かして自給自足の生活を送る東出と“いのちを食べる”ことについて話し合った。議論の冒頭、東出は「いま、命にまつわる狩猟のドキュメンタリーを撮っている。これは一晩中語れるテーマ」と意気込みをあらわにした。

現在の暮らしに至ったきっかけについて、「以前は東京で忙しく働き、ロケ弁を用意してもらっていたし、食べ物の選択ができない生活だった。『感謝して食べろ』と言われたって『感謝ってなんだ?』と思っていた。そもそも何を食べていて、その元となるものが何なのかわかっていない。そんな僕にとって、足りないものは原始的なことなんじゃないかな?と考えて、猟師になった」と告白。

実際に狩猟に出るようになった当初について、「狩猟はものすごく残酷。初めて獲った時は、頭が真っ白になり、手もビリビリ震えた。目の前に撃ったシカが落ちてきて、『早く仕留めないと』ってナイフを持って走り寄ったけど、『刺していいんだろうか』と躊躇した。そしたら、一緒にいた師匠から『早く!』という声が聞こえて…」と、振り返る。

その上で、「自分が獲ったんだから、綺麗に食べなきゃいけないと思う。だから、『もったいないことはしちゃいけない』『そもそも“もったいない”ってなんだろう?』とすごく考えるようになった」と、猟師になったことによる変化を語った。当時の悩みは今も続いていると話し、「『自分だったらどうする?』と考える機会を、自然の生活は与えてくれる。まだまだ答えは見つからないし、『生きるってなんだろう?』ということをこれからも考えたいと思う」と話した。

また、番組では東出オススメの「猟師メシランキング」を発表。3位は売買禁止で猟師しか食べられない「ヤマドリ鍋」、2位に貴重な動物ながらも脂がよくのっているという「穴熊焼き」、1位については「熊しゃぶ」と発表した。熊しゃぶについて東出は「脂が上品だし、味わい深くて濃厚。牛肉より美味しいと思う」とプレゼンし、共演者たちの興味と食欲を誘った。

豊かな自然と命に囲まれた環境で暮らす東出だが、「ジャンクフードはめちゃくちゃ食べますよ」と意外な一面も披露。「先日、牛丼屋に行ったら、キャッシュレス決済だけの店で、現金が使えなかった。僕はまだガラケーを使っているけれど、時代は進んでるなって思いました」と茶目っ気たっぷりに話した。

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