そうした池田のアピールが実を結び、2022年10月からアートバラエティ番組『小峠英二のなんて美だ!』(TOKYO MX)で5期生としては初の単独レギュラー出演を果たしている。前任の樋口日奈と小峠英二との掛け合いも見応えのあるものだったが、池田は美術の知識を活かして勝るとも劣らない存在感を示しており、時には教養の高さを見せつけている。
また、同番組の中で池田は街並みのデッサンで「区長賞」を受賞したことを明かしており、今後は賀喜遥香のように絵を武器に活躍してく可能性は十分にあるだろう。
かつて音楽大学とアイドル活動を両立していた生田絵梨花が学業の両立の難しさを語っていたように、池田が踏み出した一歩は決して容易ではない。だが、「私が選んだ人生の選択肢が乃木坂46の可能性を広げることに繋がると信じて前へ進んでいきたいと思います」という池田の言葉からは感じられるのは乃木坂46への敬意と愛情。乃木坂46のメンバーの誰もが成し遂げてこなかった芸術分野を開拓するトップランナーの一人として池田への期待は大きい。
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