STU48沖侑果の1st写真集『遊泳禁止』(玄光社)が4月25日に発売された。シングル8作連続で選抜メンバー入りを果たすなど、グループの中心で活躍する彼女が、同写真集ではファンの需要に最大限に応えるため、“コンプライアンスぎりぎり”に挑んだという。撮影の裏テーマや私生活、グループの近況などを沖に語ってもらった。
【写真】春爛漫、沖侑果のさわやか撮りおろしカット【13点】──今回の写真集は、沖さんが“恋をして失恋するまで”を撮影するという裏テーマがあったそうですが、そのようなテーマを選んだ理由を聞かせてください。沖 恋をしている姿ってアイドルが一番見せられない姿なんじゃないかなと思ったので、「私がもし恋をしたら」という姿を見せたかったんです。ただ、やっぱりアイドルなので、その恋は実らない方がいいよなとも思い、最後はお別れするという雰囲気にしました。あくまで裏テーマなので、写真からそれが伝わるかどうかはわからないんですけど、自分の中ではそういうテーマを思い描いていました。
──振り返ってみると、沖さんにとってどんな恋でしたか?沖 どんな恋だったんでしょうね(笑)。笑顔のシーンは“ラブラブ期”みたいなイメージなので、幸せだったんだとは思います。きっと大切にされたんでしょう。別れのシーンは天気の悪い中で撮影したので、海も荒れていて、すごく意味深に仕上がりました(笑)。見てくれた方がそれぞれ色々と考察して楽しんでもらえたらと思います。
──沖さん自身の中では、具体的なストーリーも思い描きながらの撮影だったんですか?沖 そうですね。ロケーションも、大まかな筋書きに合わせて決めてもらいました。学生時代に出会って、幸せに過ごして……。それから何かあったんでしょうね、やさぐれるんです(笑)。
──どんなことを考えながら撮っていたんですか?沖 すごく細かく考えていたというわけではないんですけど、打ち合わせの時に「別れた後、1人旅でもしようかな……みたいなカット」を撮ろうという話になったんです。それでバーに行ってみたんですが、私はお客さんをイメージしていたのに衣装がお店の人みたいで、ちょっと面白かったです(笑)。
──今回、特に頑張ったカットはどの場面でしょうか?沖 お風呂のカットやランジェリーカットは特に頑張りました。ベストコンディションで撮影に挑めるように体作りもその日に合わせて意識したので、撮影の時は人生で一番きれいな体になっていたんじゃないかなと思います。
──表情も研究されたのでしょうか。沖 薄暗い旅館などのロケーションもあって、表情は自然に出てきました。そういうところだとそういう雰囲気になるんですよね。馴染むというか。ちょっと得意だったかもしれません。