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UPDATE|2023/05/08

船越英一郎が土ドラ『テイオーの長い休日』でフジ系連ドラ初主演、“元2サスの帝王”を演じる

船越英一郎『テイオーの長い休日』

船越英一郎が、6月3日より土ドラ『テイオーの長い休日』でフジ系連ドラ初主演を務めることが分かった。リアル”2時間ドラマの帝王”である船越が、元”2サスの帝王”の男を演じる。

【写真】貫禄ある姿で元”2サスの帝王”を演じる船越英一郎【5点】

『テイオーの長い休日』は、仕事がなくなった“2時間ドラマの帝王”が、ある事情を抱えた“女性マネージャー”と共に人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディ。2時間サスペンスが作られなくなり、“2サスの帝王”と呼ばれた男は、テレビから消え、この1年まったく仕事がない状態だった。まさに長い休日の真っただ中、彼の前に1人の女性が現れる。

彼女は、ある事情で業界を追われた元敏腕マネージャー。3人の子供を抱え、復職したものの、かなり偏屈な元2サスの帝王に振り回されまくる。年齢も性別も違う凸凹コンビがぶつかりあいながら、再起をかけ、世間という荒波に再び乗り出していく。

船越は「『船越英一郎で、どんなドラマを作ったら面白いだろうか』2人のプロデューサーが、“船越ありき”で作り出してくれた作品で、その2人からの熱烈なラブレターとして、受け取らせていただきました。熱護は、一言で言えば、「不器用で可哀そうな初老の男」です。ほんとうはすごく純粋で、情に厚くて、涙もろくて、俳優としての矜持、あるいはルールを自分の中にたくさん作り上げている。

なんでそんな不器用な生き方をするんだろうか、と思うのですが、自分でルール、“足枷”をたくさんつけて追い込むことで、俳優という表現者にとって最もふさわしい生きざまを貫いているんです。僕、船越英一郎の中に、熱護大五郎が住んでいるようにも思いますし、熱護の中には、僕が住んでいるような気もします。言ってみれば、違う環境で、違う親に育てられた双子、といったようなところでしょうか。

このドラマのいちばんのテーマは『再生』です。どうしても視線が下向きになりがちな3年間が過ぎて、社会全体が再生の時を迎えているような気もします。そうした時に、これから未来に向かっていくみなさんの背中を優しく押すような、そんなあたたかいコメディードラマがここに生まれたと思っています。お年寄りから小さなお子さんまで、幅広い世代のみなさまに必ず共感していただけると確信しています。

今の時代、家族みんなでひとつのテレビを囲むということも多くないかもしれません。でも、それぞれで、このドラマをご覧いただき、ふっと顔を合わせた時に『こないだのテイオーさぁ…』と話題にして家族の団らんが生まれる。そんなドラマになったら、作り手冥利に尽きます。

『テイオーの長い休日』、明るく、楽しい、そしてちょっぴり泣けるドラマです。ぜひともみなさんでご覧ください!」とコメントを寄せている。

▼『テイオーの長い休日』ストーリー
元2時間サスペンスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)は長い休日の真っただ中。もう 1年以上、仕事がない。付き人の売れない俳優・萩原匠とともに、自宅で優雅に過ごす日々。そんな中3人の子持ちの元マネージャー・吉田ゆかりは、とある事情を抱え、熱護のマネージメントをすることに。しかしこの男、かなりの偏屈で、ゆかりは振り回される。

一方、熱護はゆかりの亡き夫が残した洋食店で起きた不審火騒ぎに興味を持つ。そしてなぜか2サスの主人公の扮装で洋食店に現れて……プロデューサーに逆らえない新人脚本家、バラエティでくすぶっているドラマ志望の中堅ディレクター、過去に傷を持つ人気俳優…様々な人間を巻き込みながら、元2サスの帝王・熱護は我が道を邁進していく!

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