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UPDATE|2023/07/07

ジムトレーナーに資格は必要? 安藤美姫が経験を交えた持論展開「相手に安心感を与えられる」

安藤美姫 (C)Abema TV, Inc.

平日夜9時より生放送されているニュース番組『ABEMA Prime』の5日(水)の放送では、筋トレやダイエットを目的に、1対1のマンツーマンで指導を受ける「パーソナルトレーニング」の利用者が増える一方で、トラブルや健康被害が増えていることに注目した。

【写真】個別指導の重要性を説く安藤美姫【2点】

番組には自身でジムを経営しパーソナルトレーナーとして活動するゲストが登場。「ジムやトレーナーの数が急増しているので、トラブルの数もそれに比例しているとは思うが、中には知識や経験があれば防げたトラブルもある。一部のトレーナーの習熟度に問題がある」と指摘した。

続けて、「トレーナーとして働く上で、国が定める資格がない。指導経験がなくても働けるジムもあると聞く。今は制度のことよりも、集客や売り上げに意識が向いている人が多い。僕は、トレーナーになるための最低基準を定めた方がいいと思う」と主張。

番組MCを務めるプロスケーターの安藤美姫は「フィギュアスケートも、これまではコーチになるための資格・テストがなかったが、『選手を指導する立場としてよくない』ことを理由に、資格制度に変わった。知識を持っていることを証明できる資格は、相手に安心感を与える意味でも必要だと思う」とコメント。

また、「フィギュアスケートには連盟があるが、同じようにフィットネストレーナーも全員所属する連盟を作ってみるのはどうですか?年に1度総会を開き、そこで基礎知識の振り返りや、事故の報告とそれに対する予防策を話し合える場所があった方がいい」と提案した。

また、ゲストからの「トレーナーには、自分の成功体験を基に指導している人もいる。お客さんのライフスタイルや体質と向き合ってないケースもある」という声に、安藤は「1対1の良さは、目の前の相手と向き合えて、丁寧なカウンセリングができることなのに、それが疎かになってるのは、私の中ではあり得ない」とガックリ。その上で、「私は指導者として、毎日選手に体調を聞くようにしている。『痛いところはない?』『怪我の調子はどう?』と逐一声をかけるタイプです」と明かした。

議論の最後に、安藤は「トレーナーだけの問題ではなく、トレーニングを受ける側も自分の体と対話することが大切。自分の体験談でもあるけど、誰かに勧められたからって、痛みを我慢してやり続ける必要はないです」と呼びかけた。

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