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UPDATE|2023/07/07

EXITが"親からもらった名前"を議論、改名は親不孝と踏み切れなかったゲストの苦悩

EXIT・りんたろー。(C)Abema TV, Inc.

平日夜9時より生放送中のニュース番組『ABEMA Prime』の6日(木)の放送では、「自分の名前を変えたい」と悩む人たちにフォーカスされた。親につけられた名前によって、生きづらさを抱える当事者に話を聞いた。

【写真】名前の由来を親に聞き出せなかったという出演者、ほか番組カット【5点】

現在の名前「友児(ゆに)」から「優希(ゆうき)」へ改名手続き中のゲストは、「事あるごとに読み方や由来を聞かれるのはストレスだったし、幼少期は名前が原因でいじめられた」と決断に至った経緯を明かした一方で、「親からもらった名前を変えるのは親不孝だと思い、なかなか改名に踏み切れなかった」と苦悩を吐露。

この話を受けて、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITの兼近大樹は「僕の名前の由来は、『当時流行っていたから』だと聞いていた。だからこそ、僕は自分の名前を気にしたことがなくて、“ただそこにあっただけ”という感覚だった。それは名前でつらい思いをした経験がないからだと、ゲストの話を聞いて気づかされた」とコメント。

NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星(おおぞら・こうき)さんは「両親が離婚して今の名前になった。悪気なく由来を聞いていることは理解してるけど、僕は親に由来を聞ける環境ではなく、その説明も含めて何度も話すことにうんざりしていた。今はなんとか割り切れているし、“大空幸星”を英語読みして、“ビッグスカイ・ハッピースター”とギャグみたいで気に入ってる。名前に関するストレスの解決策として、改名を決断することはまっとうな考えだと思う」と当事者の意見に耳を傾けた。

ピン芸人時代に現在の芸名に改名した、りんたろー。は「コンビ解消を期に、変化が欲しくなった。のちに調べてみたら、本名は最高の画数だったけど、『りんたろー。』は最悪だと知った。一方で、活動は最高になってきたから、変え時を失ってそのままにしてる」と告白。

兼近は「りんたろー。さんが改名するか悩んでいた時期があったが、僕は『変えないでくれ』と言った」と改名を阻止していたことを明かした上で、「僕の『兼近大樹』も最悪な画数だけど、最悪がベースだからこそ、“少し良い景色を見れた時に気持ちがいいじゃん”って思うタイプ。だから、りんたろー。さんも最悪なままでいてくれると、“最悪×最悪”な僕らの前にいろんなハードルが立ちはだかって、コンビとして絶対にオイシイと思ってる」と主張。

さらに、出演者から「りんたろー。さんの名前は、句点まできちんと表記した方がいい?」と声が上がると、「運気が悪くなる気がして、自分では句点をつけていない。どっちでもいいですよ」と応じた。

また、番組では、この日にサービスをスタートし、登録者数が急増しているSNS『Threads(スレッズ)』について、ITジャーナリストの三上洋さんが徹底解説した。

Threadsは、InstagramやFacebookを提供しているメタがサービスを開始したばかりのサービス。その特徴やTwitterとの違い、課題点などの説明を受けると、りんたろー。は「先ほどアカウントを開設しました。なんでもすぐに飛びつくのが僕」と流行に敏感な一面をチラリ。

対する兼近は「僕はまだ“mixi”で止まってる。まだ“マイミク申請”を必死にやってるんで」と冗談を飛ばして笑いを誘うと、「新しいサービスが出れば出るほど、置いていかれるような気持ちになる。僕は仕事以外でSNSを利用することがなく、仕事で投稿しているSNSの実態が全くわかっていない。事務所に言われているから、ただやっているだけなんですよね」と頭をかいた。

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