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UPDATE|2023/08/15

「ミス週刊少年マガジン」斉藤里奈「最初はグラビアに苦手意識がありました」

撮影/武田 敏将

「ミスマガジン2022」でミス週刊少年マガジンに輝いた斉藤里奈。小学生の頃からアナウンサーを目指し、大学時代にミスコンで準優勝。在学中にCanCam専属読者モデルも務めた彼女が、なぜ「ミスマガジン2022」にエントリーしたのか。「ミスマガジン2022」の6人が主演を務める現在公開中の映画『さよならエリュマントス』の撮影エピソードとともに、これまでの軌跡を振り返る。

【写真】全身カットも、「ミス週刊少年マガジ」斉藤里奈の撮り下ろし【7点】

小さい頃からテレビっ子だった。小学生の頃、学校に行く前に必ず観ていたのが『めざましテレビ』。当時、メインキャスターを務めていた“カトパン”こと加藤綾子に憧れを抱いた。

「明るい表情と溌溂とした声で情報を届けるカトパンさんの姿がかっこよくて、私も自分の言葉で何かを伝えられる人になりたいとアナウンサーに憧れるようになりました。小学校の卒アルにも『夢はアナウンサーになること』と書きました」

アナウンサーになりたいという夢はブレることなく、高校卒業後はメディアについて学べる中央大学文学部に進学した。

「大学1年生のときに、『FRESH CAMPUS CONTEST 2019』(以下、フレキャン)にエントリーしました。それまでは、どちらかというと引っ込み思案で、人前に立って何かをするタイプではなかったんです。高校時代、オープンキャンパスに行ったときに、たまたまミスコンをやっていたんですけど、それを見て私には絶対無理だと思いました。でも母がフレキャンの案内を持って来て、『アナウンサーになりたいんだったら、こういうのに出るのも近道なんじゃない?』と勧めてくれたんです。なぜか急にやる気になって、その日のうちにエントリーしました」

結果は準グランプリで、SHOWROOM賞も受賞した。それをきっかけに事務所からスカウトを受けた。

「フレキャン期間中は人前でしゃべったり、SHOWROOMで配信したりと初めてのことばかり。戸惑いながらやっていたんですけど、ファンの方が応援してくれたのもあって、徐々に楽しくなって、マインドも変わりました」

事務所に所属して間もなく、演技レッスンを受けることになった。

「それまでお芝居は自分に縁のないものだと思い込んでいたんですけど、初めて演技レッスンに参加したときに、すごく楽しかったんです。あまりにも知らない世界過ぎて、興味を掻き立てられたというか。自分だけど、自分じゃない人の人生を経験できるってすごいことだなとお芝居に価値を感じたんです。並行して『CanCan』の専属読者モデルもやらせていただいたんですが、どんどんお芝居を主戦場にしたい気持ちが強くなっていきました」

芝居への思いが強くなる中、大学4年生のときにマネージャーから「ミスマガジン2022」のエントリーを打診される。
AUTHOR

猪口 貴裕


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