FOLLOW US

UPDATE|2023/08/22

県選抜も経験・池田朱那、"令和の野球少女"が女優を目指した理由「昔はすごくやんちゃでした」

池田朱那 撮影/たむらとも

女優の池田朱那が、8月4日より公開中の主演映画『17歳は止まらない』で長編映画初主演にして、青春ど真ん中の女子高生役を熱演している。「令和の野球少女」のキャッチコピーも持ち、さわやかなスター性を備えた池田が、学生時代の思い出や役作り、そして青春について目をキラキラさせながら語った。(前後編の前編)

【写真】透明感あふれるルックスに注目、池田朱那 撮り下ろし写真【5点】

2001年生まれの池田は、自然豊かな群馬県の出身。「実家のすぐ近くに10頭くらい牛がいる牛小屋がありました」という環境で熱中していたのが野球だった。男子に混じって同じユニフォームを着てプレーし、しかもポジションはショートという花形だ。

「きっかけは兄が野球をやっていたからで…お兄ちゃんのやることがなんでも格好良く感じた年頃だったんですね。私も兄の姿につられて野球を始めたら、チームで皆と一緒にプレーすることもすごく楽しくて。県内の選抜チームのメンバーに選ばれた時は、いつものチームメイトと離れることが淋しかったくらいです」

実力は男子顔負け、右利きながら兄にならって左打ちとマンガのような活躍ぶりで野球に打ち込んでいたが、成長するにつれ男子との体格差はいかんともしがたく、中学1年生でバットを置いた。次に熱中できるもの、として思い浮かんでいたのが芝居の道だった。

「自分の性格を考えると、多分何か目指すものがないとダメになっちゃう人かなと思って。それで、何か私にできることって考えた時に、お芝居が好きだなとひらめいたんです。『スターになりたい!』のような強烈な目標はなかったのですが、それが原点ですね」

願いは通じ、中学時代にスカウトされて俳優業の第一歩が始まった。

「でもずっと野球漬けで、田舎でしたから日焼けして肌も真っ黒で、これで女優さんになれるのかなって感じの女の子でした。地元の人が今の私を見たらびっくりすると思います。もともと日焼けしやすい体質でもあるので、夏には日傘も手放せないです」

RECOMMENDED おすすめの記事