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UPDATE|2023/08/18

SixTONES松村北斗が『ノッキンオン・ロックドドア』で放つ存在感、過去作から見る演技力

毎週土曜日よる11時から放送中のドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)

SixTONESの松村北斗が、7月29日から放送開始のドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)でクレイジーな探偵役を演じている。

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松村といえば、2021年春に朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)で、初代ヒロイン安子の夫で、戦死した雉真稔役を演じたことも記憶に新しい。松村演じる稔は流暢に英語を話す好青年で、稔が登場した回の放送後のSNSでは、「これは好きになっちゃう」「稔さん素敵」と心を奪われた視聴者が後を絶たなかった。

同作のスタッフの中には、「奥さんが稔さんにやられている」とこぼす人も多く、今やジャニーズファン以外の視聴者もすっかり、俳優としての松村北斗に注目している。本作の松村をキッカケに、SixTONESのファンになった、という人も多いのではないだろうか。

好青年から癖のある難役まで華麗に演じ切る松村。今回は、そんな松村がこれまでに演じた役柄を振り返って、彼の演技力の奥深さを確かめたい。

冒頭でも紹介した、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で松村は、妻の安子と向き合う誠実な姿や、流暢に英語を話す知的な役どころを好演。作中で稔が戦死すると、SNSでは”稔さんロス”の声が上がり、、「ジャニーズだったのか」「SixTONESの人だったの?」と驚く声も多かった。

普段はアイドルとして活躍している松村だが、昭和に馴染んでいたことも印象的だ。端正な顔立ちから、SixTONESでも「ビジュアル担当」と言われるほどのルックスの持ち主。それ故に、作品の世界観にピッタリとハマっていた印象だ。事実、同作の制作統括を務めた堀之内礼二郎氏も、「ドラマの世界に入ると昭和が似合う」と松村を絶賛。それはきっと彼自身が持つ魅力と、影での努力や工夫あってのことであろう。

 ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(関西テレビ放送/2022)では、危険なイケメン役に挑戦。ヒロインは、恋愛経験ゼロで素直になれない広瀬アリス演じる桜沢純。松村はそんな純の相手役・長峰柊磨を演じた。

女性からはモテモテで、”来る者拒まず去る者追わず”の危険なイケメン・柊磨だが、幼少期には親からほったらかしにされた過去を持つ。そのせいか柊磨は甘え方がわからない、どこか掴みどころのない男となってしまうが、ヒロインの純と出会い”本気の恋”に落ちたことで、変わり始める。

松村演じる柊磨はモテ男ならではの、ひょうひょうとした態度を見せたかと思えば、恋人の純と柊磨の母親が険悪なムードになり、目に涙を浮かべて怒りを表すシーンでは視聴者の心を揺さぶった。柊磨を松村が演じたからこそ、あの色気や脆さが出せたのではないだろうか。
AUTHOR

鳥羽 竜世


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