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UPDATE|2023/08/23

小沢仁志×佐藤浩市、同世代トークで本音がポロリ「パッと会ったら思わず口元が緩んじゃう」

小沢仁志、佐藤浩市

俳優・小沢仁志の公式YouTubeチャンネル「笑う小沢と怒れる仁志」に、俳優・佐藤浩市が登場。8月25日(金)に全国公開される佐藤浩市主演映画『春に散る』についてや、役者ならではの熱い思いを語り合った。

【写真】俳優ならではの悩みや熱い思いを語った小沢仁志と佐藤浩市【5点】

“Vシネマの帝王”、“顔面凶器”との異名を持ち、存在感のある容姿と演技で根強い人気を集めている俳優・小沢仁志。自身の59歳の誕生日に、新たな小沢の魅力を知ってもらうため公式YouTubeチャンネル「笑う小沢と怒れる仁志」を開設。以降、ドッキリを仕掛けてみた企画や出演ドラマの裏話、町中華巡りや飲み企画など、小沢ならではの男らしさあふれる動画を数々投稿し、その中で垣間見える優しい素の部分が視聴者に人気を博している。

8月23日(水)19時に公開された動画には、小沢と昔から交流がある俳優・佐藤浩市が登場。横浜流星とダブル主演を務めた映画『春に散る』の全国公開を控えている佐藤に、小沢が「そういえば見させていただきました、『春に散る』。面白かったですよ」と切り出し、映画『春に散る』トークが始まる。

「最初、沢木耕太郎さん(映画『春に散る』原作者)の俺の役のイメージは高倉健さんだったらしいの。でもよくある映画にはしたくなかったから、若い奴らに刺激を受けながらセリフを加えたりして、普通のスタイルの物とは少しだけ味付けが変わってる」とこだわりを語る佐藤。

映画内で登場するボクシングシーンに関しても、「ボクシングものってさ、見るやつが見ると違うなって言うのがバレちゃう。今の若い子たちってストイックだからさ、流星(横浜流星)も窪田(窪田正孝)もすげえ真面目にやってて。思ってたよりそこら辺がうまくいったかなって」と、共演者に佐藤が感じていた思いが明かされた。

今度は佐藤から、小沢主演映画『BAD CITY』の話が切り出され、「小沢の『BAD CITY』観に行ったけど、アクションってほんと大変だなーって思うよ。刀の立ち回りとまた違うからさ」と小沢に投げかけると、「でもずっとやり続けてると、普通のことなんで意外に大丈夫なんですよ。時代劇とかの刀は逆に苦手です。長ドスに慣れちゃってて、侍の切り方ができない!どうしてもドスの切り方になっちゃう(笑)」と小沢ならではの悩みが飛び出し、笑いあった。

その後も映画について役者ならではの目線で熱いトークを繰り広げていく二人。ひとしきり語った後、話題は二人の出会いや親交が深まったきっかけに移り、「やっぱり世代が近いっていうのもあったし、世代が近くてまだ頑張ってるってなると、当然のごとくシンパシーはあるよね。パッと会ったら思わず口元が緩んじゃう、そういう同志だったね」とお互いがお互いに抱いている思いが語られる場面も。

そこから世代が近い役者仲間として、二人と親交が深く小沢のYouTubeチャンネルに以前ゲスト出演もした、俳優・哀川翔の話も飛び出し「今回『春に散る』に翔さん出てたじゃないですか。俺見て、哀川翔、ちゃんと真面目に芝居やってんじゃん!って思いましたよ(笑)。珍しく哀川翔を出してなかった!やりゃあできんじゃんって思って見てた」と話す小沢。

佐藤も「翔ちゃんとやるのはもう数十年ぶりで、一緒にこうやってやれるのは嬉しかった。みんな60過ぎてもやってんだからねえ…」と続け、同世代の役者仲間に思いを馳せるシーンもあった。

【あわせて読む】坂上忍が“Vシネの帝王”小沢仁志に切り込む「デビュー作で監督ぶん殴った」

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