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UPDATE|2023/09/03

久間田琳加、「卒業してから着られる制服って尊い」本音を言えない女子高生を熱演

久間田琳加 撮影/たむらとも

女優・モデルの久間田琳加が、9月1日(金)より全国公開中の映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』に主演している。昨今、恋愛ドラマや映画に引く手数多の久間田。10代を中心に若者に人気の恋愛小説を映画化した本作で、マスクが手放せず複雑な内面を抱えた女子高生・丹羽茜を演じる。インタビューでは作品や俳優業への抱負、ダブル主演の深川青磁役・白岩瑠姫(JO1)との制作現場での様子などを語った。(前後編の前編)

【写真】赤の衣装を着こなした久間田琳加 撮り下ろし写真【5点】

──まず、今作での丹羽茜の印象はいかがでしたか。誰からも頼られる真面目な優等生だけど、本音を言えずマスクを着けて本当の自分を隠そうとしている役どころでした。

久間田 すごくリアルな女の子だなと感じました。10代の高校生時代って、もしかすると人生で一番、自分の本音が言えない時期かもと実体験からも思うんです。学校という狭い空間で周りに気を遣ってしまったり、周りの本音が気になる茜の気持ちは私もよく共感できました。

──今春大学を卒業した久間田さんですが、環境が変わった今はいかがですか。

久間田 学生時代ほどではないですが、「皆楽しんでいるかな」と余計な気遣いをしてしまうことはありますね。でも私1人でいるよりも、皆と感情や体験を共有した方がいいよねっていう思考で。とはいえトータルでは、ズバッと言いたいことをいえない茜の性格は大いに共感できたので、カメラが回っている時も自分の気持ちや感じ方を投影しやすかったと思います。

──等身大の感覚で茜を演じられたのでしょうか。

久間田 スクリーンの中の茜も、半分くらいは私自身が入っているかも。でも私は勉強は苦手でテスト勉強も義務感でやっていたようなもので、委員長を任されるようなキャラでは絶対になかったです(笑)。

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