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UPDATE|2023/09/16

僕が見たかった青空・安納蒼衣、英会話12年ダンス7年ピアノ8年「幼稚園の時からアイドルに憧れ」

撮影/たむらとも

乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。8月30日にデビューシングル『青空について考える』をリリースした彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。今回は埼玉県出身、17歳、「アオ」こと安納蒼衣(あんのう・あおい)のインタビュー。

【写真】安納蒼衣の撮り下ろしカット【5点】

――まずはオーディションを受けた理由から教えていただけると。

安納 坂道グループさんが好きだったんですけど、オーディションに受かるとは思っていなかったので、送ろうかどうしようか迷っていて。でも、友達とお母さんに背中を押されて、受けてみようと思いました。いい経験になるかな、くらいの気持ちでした。

――英会話を12年やっていたとか。

安納 1歳から始めました。物心がつく前に通うようになって、気づいたらもう習慣になっていました。英語をガッツリ教えますという感じではなくて、楽しく話しましょうみたいなところだったので、「話せるでしょ」と思われることが多いですけど、そんなに話せないです。

――他にも、ダンス7年、ピアノ8年、バイオリン1年習っていたとか。忙しくなかったですか?

安納 小学校時代は友達と遊ぶというよりは、授業が終わったら学校の金管バンドの練習に出て、それが終わったら習い事に行って、習い事が始まるまでの時間に宿題を終わらせて……という生活でした。

――金管バンドでは何を?

安納 コルネット(トランペットに似た管楽器)を1年、その後は打楽器を担当しました。

――お勉強のほうは?

安納 小・中は好きでした。小学校時代はよく100点を取っていたけど、名前を書き忘れて、0点を取って、ショックを受けたこともあります。中学では1年生の最初のテストが一番よくできました。一学年300人くらいいて、20番台くらいですかね。ウチの学校はなぜか勉強できる子が多くて、校内の定期テストよりも模試のほうが成績がよくなるんです。みんな塾に通っていて、テストも上位で、生徒会にも入って……みたいな子ばかりで、ついて行くのがやっとでした。

――そういう環境にいて、影響を受けたことはありますか?

安納 同じ吹奏楽部だった子と仲が良かったんですけど、入部する時にやりたい楽器を希望するんですね。その子はバスクラリネットを希望していて。なぜかと思ったら、「試しに吹いてみたら、一番できなかったから」って言うんです。普通は逆じゃないですか。得意そうだから選びますよね。でも、そうじゃなかった。すごいなって感動しちゃって、その子について行こうと思いました(笑)。すごく頭がいい子で一緒に副部長をやっていました。今でも連絡を取っています。

――その子はアイドルになった同級生をどう思っているんですかね。

安納 「すごいよ!」と言ってくれるんですけど、私にしてみれば、「あなたのほうがすごいよ」って思います。

――でも、3万5千人以上の応募者から合格者は23人ですから、天文学的確率です。

安納 今でもまだ実感はわいていません。夢を見ているような……ふわふわしています。夢なのか、実際に起きていることなのか、まだしっかりと理解できていないかもしれません。
AUTHOR

犬飼 華


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