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UPDATE|2023/10/12

トレンド1位獲得の好調の出だし『ブギウギ』がバズった理由

趣里が主演を務める朝ドラ『ブギウギ』のメインビジュアル(Xより)

10月2日より放送が始まったNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。X(旧Twitter)では日本トレンド1位と世界トレンド2位を獲得するなど、好調な発進をみせた。

【関連写真】USKのトップスターとして登場した蒼井優ほか『ブギウギ』場面カット

今回の主役は戦後の大スターで「ブギの女王」と呼ばれた笠置シヅ子さんがモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘・花田鈴子が戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上がる物語だ。

主演は趣里。父親・花田梅吉役の柳葉敏郎、母親・花田ツヤ役の水川あさみをはじめ、大阪編では蒼井優や翼和希、ジャルジャルの二人も出演。物語が東京に移ってからは草彅剛や菊池凛子も出てくるというのだから楽しみでならない。

『ブギウギ』がXでトレンド1位を獲得しバズった要因ははいくつか考えられる。まずひとつはドラマ開始早々に描かれたステージシーンの華やかさが視聴者を惹きつけたからではないだろうか。

冒頭、戦後間もない東京の様子がモノクロ映像で流れ、その後、高瀬耕三アナウンサーの「人々を楽しませ、励まし、生きていく活力を与えた一人の女性がいました」とナレーションが入る。

このドキュメンタリータッチの映像から劇場にシーンが一気に切り替わり、趣里が「ほな、アイ子、お母ちゃん、お客さんとズキズキ、ワクワクしてくるわ」と言って、ステージに飛び出し華麗なパフォーマンスを披露する。

重厚な雰囲気から、楽しく明るい様子に一気に切り替わり、ズキズキ、ワクワクした視聴者も多かっただろう。実際、バックダンサーを従えて踊る趣里にSNSでは、「趣里ちゃん最高」「明るく楽しい」「朝から豪華だな」と称賛の声が集まった。

このシーンのフルバージョン「『東京ブギウギ』 第1回放送 フルバージョン オンステージ」はNHKの公式Youtubeで現在も視聴可能だ。

また、1回目から早くも朝ドラ初出演となる草彅剛が登場したのも大きいだろう。冒頭のステージシーンでちらっと出演しており、「草彅くんが第1回のこんな早い段階で登場とは」「開始1分で草彅くん出た!」「草彅剛の演技好きやから観れるの嬉しい」とSNSでも話題を呼んだ。

草彅は昭和の作曲家、服部良一さんがモデルの羽鳥善一を演じる。本人は「皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、僕自身も昭和の時代を駆け抜けます!」とコメントしており、楽しく明るい作品に意欲を見せている。

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