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UPDATE|2023/10/30

『ブギウギ』スズ子が実母・キヌ(中越典子)と対面、つながる過去の記憶に「切なすぎ」の声

左から、西野キヌ(中越典子)、福来スズ子(趣里)。 キヌの家・表にて。キヌからある物を渡されるスズ子。  写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第21回が30日に放送され、スズ子(趣里)と実母・キヌ(中越典子)の対面シーンに「胸がいっぱい」「切なすぎて泣いた」などの声が集まった。

【写真】切なすぎる実母との対面、ほか『ブギウギ』第21回場面カット【5点】

『ブギウギ』は、「東京ブギウギ」で知られる歌手・笠置シヅ子をモデルにした物語。ヒロイン・花田鈴子が、戦後の世の中に人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与え、歌で日本中をズキズキワクワクさせるスター歌手・福来スズ子へと成長する姿を描く。

両親の実家がある香川で法事に出席していたスズ子。そこで、叔母・タカ(西村亜矢子)から、スズ子は次郎丸家の子で、亡くなった菊三郎と女中のキヌの間に生まれたと聞かされる。取り乱したスズ子は一晩中歩き回り、キヌが住む家に向かう。

キヌは、スズ子を妊娠したが次郎丸家も実家も追い出されたこと、そこでツヤ(水川あさみ)に助けてもらったこと、スズ子が幼いころは年に一度抱かせてもらっていたことなどを説明。スズ子は自分だけが知らなかった真実に涙を流す。それでも、聞き覚えのある子守歌をキヌが自分の子に歌いかけているのを見て、自分の生みの親がキヌであることを認めざるを得なかった。

キヌはスズ子に「ずっと、あんたにあげたい思うとったんよ」と菊三郎の形見である懐中時計に手渡す。苦労が伝わる浅黒いキヌの手が、真っ白なスズ子の手を包みこんだ。スズ子は何も言葉を発さず立ち尽くしたあと、懐中時計を手にふらふらと歩きだしたのだった。

スズ子と実母・キヌの対面にネット上では「あまりに切なすぎて泣いた」「子守唄で繋がるキヌとツヤと赤子たちに胸がいっぱい」「懐中時計を売らずにとっておいたキヌさんの気持ちこそが精いっぱいの愛情」「二人のお母さんのスズちゃんに向けた愛情は本物」などの声が多く集まっていた。

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