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UPDATE|2023/11/17

大阪万博の巨大リングに、EXIT・りんたろー。が言及「SNS映えの観点やメッセージ性が必要」

(C)AbemaTV, Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』が、平日21時より「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。16日(木)の放送では、街のランドマークやシンボルとなる「モニュメント」に着目。大阪・関西万博では、350億円をかけた巨大な木製リングを作ることも踏まえながら、多額なコストをかけたモニュメントの必要性を考えた。

【写真】万博の成功が全員の”得”に繋がると話すEXIT・兼近、ほか番組カット【5点】

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「娯楽やエンターテイメントが多様化している中で、人を呼びこむのであれば“SNS映え”の観点も大事。東京タワーやハチ公などはスマホで全貌を撮影できるけど、万博のリングは1周が2キロとすごく大きい。引きで撮影したとしても、存在がぼやっとしちゃう。モニュメントとしては、わかりやすさが必要だったのでは?」と指摘。

また、これが万博閉幕後に解体される方針だと紹介されると、「半年だけなのであれば、廃材や不法投棄されたもので作るなど、メッセージ性を持たせても良かったのでは?」とコメントした。

相方の兼近大樹は「もう着工しているから、途中で止めた方が結果的にみんなが損をする。こうなった以上、僕たちは次のアクションとして万博を成功させて、このリングを作った意味を見出すしかない」と提案した。

また、万博について兼近は「わかりやすいデメリットとして“莫大な費用”や“大阪市民の負担”が叫ばれている一方で、わかりやすいメリットがない。『経済効果が見込まれる』『将来に語り継がれる』と言われているけど、今の段階では実感することができない。だから、騙されているように感じ、異議を唱える人が増えているのではないか?」と主張。

その上で、「僕たちが協力して、『万博は成功だったね』という方向に導いてあげることで、全員の“得”に繋がるはず。今は『万博イヤだな』と思っている人も、協力して成功することでその気持ちが報われるんじゃないかな?」とコメントした。

また、番組では、東京・新宿区の小学校で、子どもたちの主体性を伸ばすために今年度から「通知表」を廃止したという話題を紹介。

りんたろー。は「社会に出ると、他人から評価される。子どもの頃にその経験をしなかったことで、将来それに耐えられるのは不安」と吐露。一方で、兼近は「僕が年上世代に感じるのは『お前らの時代の価値観を押し付けてくるな』ということ。だから、僕はこの学校の生徒たちに『人から評価される経験も大事だよ』とは言いたくない。この子たちの価値観に合った社会にしていかないと」とコメントした。

また、「通知表の評価は教師の主観が強い。先生に対する“媚び度”で決まっているのでは?」という意見が出ると、りんたろー。は「確かに、『先生はどんな言葉が欲しいのかな?』と考えていた。裏を返せば、空気を読む力のようなものは、学校で培われたのかもしれない」と話した。

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