FOLLOW US

UPDATE|2023/12/07

朝ドラ『ブギウギ』 “大空の弟”をはじめブギウギ関連がトレンドを占める神回に涙の声殺到

黒崎煌代

俳優・黒崎煌代が出演するNHK連続テレビ小説『ブギウギ』10週の第49回にて、第10週のタイトルでもあり六郎を想った曲『大空の弟』が歌唱され、「涙が止まらない」「おかえり、六郎。」「渾身の大空の弟、六郎に届いたんだよ」などの声で溢れた。

【写真】朝から感涙する視聴者殺到、話題の黒崎煌代【2点】

2022年にレプロエンタテインメントの30周年記念で開催された役者オーディション、「レプロ主役オーディション」に応募し、全くの素人ながら5,000人応募の難関を勝ち抜く。同年に参加した2023年放送のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のオーディションにて、メインキャストであるヒロインの弟役を勝ち取り俳優デビュー。2023年11月公開映画『さよなら ほやマン』にてメインキャストの一人として映画デビュー。

『ブギウギ』は『東京ブギウギ』で知られる歌手 笠置シヅ子さんをモデルにした戦後を明るく照らしたスターの物語で、ヒロイン・スズ子役を趣里さんが務める。本作が俳優デビューとなる黒崎が演じるスズ子の3歳年下の弟・花田六郎は、ちょっとぼーっとしたところがあるマイペースな性格。

~あらすじ(以下、ネタバレを含みます)~-------
羽鳥善一(草なぎ剛)が企画した合同コンサートは、ブルースの女王・茨田りつ子(菊地凛子)とスウィングの女王・福来スズ子(趣里)の共演が評判を呼び、客席は満員。梅吉(柳葉敏郎)もカメを連れて客席にいた。いよいよ開演、りつ子の渾身のスピーチ、そして『雨のブルース』が響き渡る。迎えたスズ子の出番。六郎(黒崎煌代)を思うスズ子のために羽鳥が描き下ろした『大空の弟』をたずさえ、スズ子はステージへと歩みを進める。
-----------------------------------------------------

本日の放送はそのほとんどが歌唱シーンという異例の構成。

羽鳥善一(草彅剛)がスズ子の弟への想いを込めた曲『大空の弟』は、これまで歌唱されてきた楽曲とは異なり、音源が存在せず楽譜が2019年に見つかっただけの“幻の曲”だった。今は亡き弟・六郎を想い、涙を流しながら歌唱するスズ子の姿に「本当に可愛いいい子だよ六郎…!って思わせてくれた黒崎煌代さんありがとう。ありがとう。」「朝から涙腺崩壊した」「声出して泣いた」「六郎の歌で爆泣きしてしまって化粧ぜんぶ落ちた。つらい。ろくろー」などの声が寄せられた。

歌い終わって力尽きたように膝から崩れ落ちたスズ子。善一の「しっかりしなさい」という言葉になんとか立ち上がる。続けて歌ったのは大ヒット曲『ラッパと娘』。「大空の弟」を歌い切り、再び立ち上がったスズ子の圧巻のパフォーマンスには「“楽しいお方も悲しいお方も誰でもみんな歌い出す”がこんな効くとは思わなかった」「神回」「エンタメの力は今も昔も、変わりなく」「圧巻」「今朝のブギウギはヤバかった」「とんでもねぇ女優さん」など、これまで六郎の訃報が届いてから満足に歌うことのできなかったスズ子の完全復活に、お茶の間から涙と笑顔が入り混じった声で溢れた。

黒崎は現在公開中の映画「さよなら ほやマン」にもメインキャストで出演するなど、今後が大いに期待される原石。朝ドラ発の俳優の台頭に注目したい。

【あわせて読む】『ブギウギ』幻の曲『大空の弟』がよみがえる…ほぼ15分間”歌のみ”で魅せたスズ子の魂の叫び

RECOMMENDED おすすめの記事