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UPDATE|2023/12/29

ポッドキャスト時代到来!注目の番組は?ジェーン・スー&堀井美香、尾崎世界観&ラランドニシダ

『OVER THE SUN』『奇奇怪怪明解事典』『ぴあ presents クリープハイプ尾崎世界観とラランド ニシダのダブルスタンダード』

先日、世界最大級のオーディオブック&音声コンテンツ配信サービスのAmazon オーディブルが、2023年に最も聴かれた人気作品ランキングを発表した。ポッドキャスト部門では、『佐藤と若林の3600』が第1位に。続く第2位が『放送室チャンネル』、第3位は『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』という結果となった。

『佐藤と若林の3600』は、今年3月、「ポッドキャストアワード」の大賞も受賞した、どきどきキャンプの佐藤満春とオードリーの若林正恭によるトークポッドキャスト番組。『放送室チャンネル』は、ダウンタウンの松本人志と放送作家の高須光聖による伝説的ラジオ番組『放送室』を初めてデジタル配信したもの。TOKYO FMとJFN系列で放送されていた人気番組の復刻に多くのファンが歓喜した。

そして、『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』は、現在もTBSラジオで放送中の宮藤官九郎がパーソナリティを務める人気番組のポッドキャスト版。このように、芸人ラジオや人気ラジオ番組のアーカイブ的なものが上位を独占した形だ。

近年のラジオ人気にも引っ張られて、ポッドキャスト番組を楽しむ人が増えている。朝日新聞とオトナルの調査結果によると、日本国内のポッドキャスト利用率は15.7%と増加傾向にあり、中でも、いわゆるZ世代では、28.1%もの人が利用しているそうだ。

ラジオ番組同様に、移動中やいわゆる"ながら聴き"のエンタメコンテンツとして楽しんでいる人、リラクゼーションコンテンツを求める人、英会話など教養コンテンツで学習している人など、楽しみ方は人それぞれ。そして、そうした多様なニーズに応えるポッドキャストコンテンツが続々と誕生している。

AUTHOR

南 喜一


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