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UPDATE|2023/12/11

日向坂46、”ハッピーオーラ”全開の全国ツアーで決意新たに「もう一度、東京ドームを目指します!」

日向坂46 (C)上山陽介



ここで四期生によるMC。先輩たちと一緒に「期待していない自分」を披露したことについて、藤嶌果歩は「先輩方のパフォーマンスを見て、やっぱり先輩方ってすごいなって思って、ずっと見させていただきたいなって思うような背中を見させていただきました」と言いながらも、「私たちも一緒に踊らせていただいて、これが今の日向坂46なんだよっていうのをみなさんに知ってもらえたらうれしいなって思って。今の日向坂46をみなさんに好きになってもらえたらいいなって思ってパフォーマンスさせていただきました」と語った。

平尾は、先日活動を辞退した岸帆夏のことに触れ、「岸帆夏ちゃんの思いも込めて、これから(四期生)11人で頑張らせていただきます。よろしくお願いします!」と前向きに挨拶した。さらに、四期生のあおり隊長こと清水理央が音頭を取り、客席のファンとコール&レスポンス。清水が「もっともっとこれからも、日向坂と高く跳んでくれますか!」と絶叫すると、観客は大歓声で応えた。

こうして熱気を帯びた会場にミラーボールが出現。ステージがディスコモードにチェンジしたところで、センターの小坂菜緒がお立ち台に上がり、ライブ定番曲「キツネ」を歌唱。大サビ前では、上階にも爆発の振動が伝わるような火薬特効が用いられた。

そのまま「One choice」へと移行。怪我で休養中の丹生明里に代わって、四期生の正源司陽子がセンターを務めた。今回のツアーを通して正源司は代理センターを務めたが、四期生だけで行なった「新参者」公演を経て、この最終日では堂々としたパフォーマンスで成長を伺わせた。

そして再び四期生が全員登場。小西夏菜実が「もっと声出せるよなー!」とあおると、藤嶌がセンターを務める「見たことない魔物」へ。客席に向かって飛び出さんばかりの勢いで踊る。これを受けて、今度は一〜三期生が「青春の馬」をパフォーマンス。これも最近は四期生が歌っていた楽曲だが、今日は先輩たちが担当。後輩に負けないガッツと躍動感で客席を沸かせた。

ここからは全員がステージに上がり、「My fans」「NO WAR in the future 2020」とたたみかける。「NO WAR in the future 2020」のイントロでは、森本茉莉の「ラストスパート、もっと声出せー!」というアオリに続き、センターの斎藤京子が「全員で行くぞー!」といつになく迫力のある気勢を上げ、一丸となってパフォーマンスした。間奏では期別に激しいダンスを繰り広げ、最後は佐々木久美の「騒げー!」という絶叫で大サビに突入した。

ここまでで攻撃モード見せたメンバーは、アイドルモードに移行。白を基調にしたクリスマス仕様のコートを着て、クリスマスツリーの華やかな映像をバックに、キュート路線の「ホントの時間」を歌う。続く「アザトカワイイ」では、全員で客席に向かってボール投げを敢行し、日向坂46のライブらしくファンとのコミュニケーションを行なった。

本編ラストは最新シングル表題曲「Am I ready?」。センターの上村ひなのがバルーンに乗りこみ、2階席の高さまで上がって観客に手を振る。最後は上村が「ありがとー!」とカメラに向かってウインクをして締めた。

そしてアンコール明け1曲目は、全員で歌う「HEY!OHISAMA!」。佐々木久美の「ラスト、全力で行くぞー!」という声に続き、メンバーたちはステージと花道を移動しながら、会場中のファンとコミュニケーションを取った。曲中には富田鈴花が先頭になってコール&レスポンス。ステージ上で自由にはしゃぐメンバーたちからは、多幸感が溢れ出していた。

MCでは、加藤史帆が「歓声ありのツアーがすっごい久しぶりで、ツアーをさせていただくたびにおひさまの愛をすっごい感じて。愛いっぱいのツアーでした」「来年ももっともっとおひさまとワクワクするようなことをいっぱいしたいと思っているので、これからも私たちと一緒にいてください」と語った。

小坂菜緒は、「このツアーで数億年ぶりにアオリをやったんですよ」と言って、「数億年ぶりって、恐竜なの?」と小坂の好きな恐竜にかけたツッコミの声を浴びつつ、ツアーの中でアオリが成長したとうれしそうに報告した。


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