FOLLOW US

UPDATE|2023/12/01

坂道グループ新期生ライブ「新参者」、日向坂46四期生が全10公演を完走

(C)上山陽介

乃木坂46五期生、櫻坂46三期生、日向坂46四期生の坂道グループの新メンバー(新参者)が1か月にわたり実施するロングラン公演「新参者 Live at THEATER MILANO-Za」、日向坂46四期生の最終公演が11月30日に開催された。

【写真】日向坂46四期生「新参者」最終公演の様子【41点】

「新参者 Live at THEATER MILANO-Za」は2023年11月3日(金)から12月3日(日)まで東急歌舞伎町タワーにある劇場・THEATER MILANO-Zaにて開催されている。各グループ10公演ずつ、計30公演が行われるこのライブは、チケットが全公演即完売。各グループの最終公演ではネット生配信や映画館のライブビューイングが行われることも決定している。

30日に開催された日向坂46四期生公演の模様も、大勢のおひさま(日向坂46ファン)がモニターやスクリーンの前で見守った。ライブは日向坂46四期生はじまりの1曲である『ブルーベリー&ラズベリー』から勢いよくスタート。センターの清水理央を中心に、ステージに立つ11人はキラキラした笑顔を振り撒きながら、熱のこもったパフォーマンスを披露。そんな彼女たちを前に、客席は白いペンライトで染め上げられ、この公演を通して四期生がテーマに掲げてきた“一体感”が伝わるステージが早くも展開された。

そして、日向坂46のデビュー曲『キュン』では藤嶌果歩が、さらにグループのルーツであるけやき坂46のはじまりの楽曲『ひらがなけやき』では渡辺莉奈が中心に立ち、先輩たちの意志を引き継ぎつつ、自分たちらしさもしっかりアピールした歌とダンスを届け続けた。

続くブロックでは『ドレミソラシド』『ソンナコトナイヨ』『アザトカワイイ』と、日向坂46の代表曲が連発。それぞれ正源司陽子、石塚瑶季、藤嶌がセンターを務め、先輩たちが作り上げた世界観を踏襲しつつ、今の四期生らしいがむしゃらさが強く打ち出されたパフォーマンスを提示した。

その後のMCでは、小西夏菜実の口からこの日がけやき坂46結成8周年記念日であることが告げられ、「そんな日に『新参者』最終日をさせていただくことを、本当に幸せに思います」と伝える。

そして、けやき坂46『走り出す瞬間』期の衣装に身を包んだメンバーは、『それでも歩いてる』『イマニミテイロ』『僕たちは付き合っている』とけやき坂46が大躍進を遂げる前後の楽曲を披露。

各曲で平尾帆夏、小西、竹内希来里が中心に立ち、それぞれの曲が持つ空気感と今の四期生の空気感をリンクさせた、このタイミングだからこそのパフォーマンスで観る者の心を揺さぶり続ける。

また、『ひらがなで恋したい』『ハッピーオーラ』といったアッパーなけやき坂46ナンバーではギアを数段高く入れ、エネルギッシュなステージを展開。前者では宮地すみれ、後者で山下葉留花がセンターを担当し、メンバー1人ひとりが主役となってこのステージを作り上げていることが伝わる。そして、そのまま『ときめき草』へと突入すると、会場の空気はよりエモーショナルなものへと昇華し始める。

ライブ中盤には、日向坂46四期生のレギュラー番組『日向坂になりましょう』にちなんだトークパートに突入。番組内で学んだことの成果を見せるべく、選ばれたメンバーがお題に沿った即興演技にチャレンジした。


RECOMMENDED おすすめの記事