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UPDATE|2023/12/14

NHK教育番組出演の元子役・紫藤るい、鮮烈グラビアデビュー「競泳用以外の水着を着たのは初めて」

撮影/松山勇樹


――グラビア未経験となると、人に肌を見られる恥ずかしさはありませんでした?

紫藤 恥ずかしさよりは、上手くできるかな?の方が大きかった。確かにふとした瞬間「服を着ているの、私だけだ!」と思って恥ずかしくはなりますが(笑)。けど、抵抗はありませんでした。

――久々に仕上がった自分の写真、グラビアアイドル・紫藤るいの写真を眺めたときはどういう気持ちでした?

紫藤 とっくのとうに成人しているのですが、「ああ、私も大人になったんだなあ」って、ウフフ。手元に残っている写真が、小さいころのものばかりなので、あらためて写真に写った自分の成長ぶりに、驚くというのか……不思議な気持ちになっていました。

――あらためて再デビューに至るまでの道のりを語っていただこうかと。幼少期から芸能界への興味があり、この世界に飛び込んだのですか?

紫藤 いえ。小さいころは「学校楽しいなあ」としか思っていない普通の子で、全然興味ありませんでした。確か8歳のとき、家族と一緒に歩いているときにスカウトされたんです。どうやら以前からちょくちょく声を掛けられていたそうで。父が、「もしこの先、芸能界に身を置くことになるなら、今のうちに様々な学びをしておくのは無駄ではないだろう」となり、事務所に入ることになりました。

――シッカリした親御さんですね。では、ジュニアモデル「流川ゆうり」としての活動はどのようなことをしていました?

紫藤 小学4年生の頃には『小学四年生』(刊・小学館)という学年誌が開催した、モデルオーディションのグランプリに選ばれて、雑誌内でお洋服や小学生に人気のアクセサリーを着けて撮影する活動が始まりました。すごく楽しかったですね。

――周囲には活動のことは知られていました?

紫藤 いえ、自ら「私、モデルやっているんだ!」と周りに言うことはなくて。ただ、『小学四年生』読者の同級生から「これ、るいちゃん?本に出ているね!スゴイ!」と、この活動を知られてしまって。そのときは少しだけ恥ずかしくなりました(笑)。

――アハハ。小学5年生ごろにNHK教育テレビ『ヒミツのちからんど』の出演が決まります。テレビのお仕事に関してはどうでした?

紫藤 テレビのレギュラー番組出演が決まったと聞いたとき、「夢かな?」って思って信じられなかった。ただ写真撮影とは違い、「常に喋らなきゃいけない」ことが最初慣れませんでした。普段口数が多い人間ではなかったので、そこでプロとして意識しないといけないんだ、自覚を持たなくちゃと思いました。

番組収録はすごく楽しかった。『ヒミツのちからんど』は、音楽、体育、アートの3つのジャンルを先生たちから学ぶという番組で。各部門で出演者が分かれ、私はアート部門の担当に。私は小さい頃から、絵を描いたりと美術が大好だったこともあり、現代アートの展示会に行ったり自分で作品を作ったりと、たくさんのステキな経験が待っていました。思い返しても楽しい時間でした。
AUTHOR

田口 俊輔


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