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UPDATE|2023/12/20

『時をかけるな、恋人たち』ついに最終話、人類史上最高の恋の結末は…SFドラマの傑作誕生

『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ/フジテレビ系)

吉岡里帆&永山瑛太主演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(フジテレビ)の最終回となる第11話が、12月19日(火)に放送された。

【写真】第二章がスタート、『トキコイ』第6話場面カット【6点】

前回のエピソードでは、タイムパトロール隊員・天野(伊藤万理華)に書き置きを残したり、広瀬(西垣匠)や若葉(田中真琴)にキックボード型タイムマシンを渡したり、怒涛の伏線回収が炸裂。どうにかこうにか“辻褄合わせ”をコンプリートした廻(吉岡里帆)だったが、航時法違反の罪を犯したことが監査員(津田寛治)にバレてしまい、彼女の記憶は消去されてしまう…。(以下、放送されたドラマのネタバレを含みます)

…と思ったら、それは監査員を騙すためのフェイク!彼女の記憶は1ミリも消去されていなかった。隊長の和井内(石田剛太)やメカニック担当の八丁堀(シソンヌ・じろう)の機転によって、記憶消去装置のフォゲッターに細工をしていたのだ。「忘れるのもつらいですけど、忘れさせるのもつらいですから」という天野の言葉がシビれる。タイムパトロール隊、仕事はあまりできないかもしれないけど、最高にお人よしで、最高にいい奴ばっかじゃんか。今まではいっさい見せることのなかった、天野の笑顔が脳裏に焼きついて離れない。

タイムパトロール隊と別れ、廻には今まで通りの日常が戻ってくる。広告代理店アド・アモーレのアート・ディレクターとして、仕事に邁進する日々。広瀬と若葉は無事に結婚。初恋の人・諸星(ラランド・ニシダ)は、リリリー(夏子)と付き合うことになったらしい。ふと気がつくと、翔(永山瑛太)のことを思い出してしまう。「記憶を消されるのは辛いことだけど、残っているのもまあまあ辛い」。思わずそんな心の声が、口をついて出てしまう。

思い出のベンチでそんなことをぼんやり考えていると、隣にはなぜか翔の姿が。<伝説の恋人>として指名手配されているマギー&キケロがテロ騒ぎを起こし、そのどさくさに紛れて、時の牢獄を抜け出してきたというのだ。再会を喜ぶのも束の間、2人はタイムパトロール隊の作戦室に連れ戻されてしまう。

AUTHOR

竹島 ルイ


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