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UPDATE|2024/01/14

水ダウ『名探偵津田』で注目・森山未唯 「出演はオーディション、受かったの自体が久しぶりだった」

森山未唯 撮影/松山勇樹

「……ということは、どういうことですか?」という印象的な決めゼリフとともに、お茶の間やネットで「可愛い!」「売れそう!」とバズリまくった役者・森山未唯。2023年11月8日と15日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の「名探偵津田」第2弾(正式タイトル「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第2弾」)で大学生の助手である鈴木理沙を演じた23歳の美女だ。ちなみに下の名前は「みゆう」ではなく「みゅう」と読む。(前後編の前編)

【写真】水ダウ「名探偵津田」女子大生役で注目の美女・森山未唯の撮り下ろしカット【5点】

「それまで1000人しかいなかったSNSのフォロワーが、番組のオンエアで1万8千人まで増えたんですよ。直後には舞台があったんですけど、『番組を観て来ました』というお客様が結構いらっしゃって……。稽古場でも『(番組に)出ていたでしょ? 観たよ』とか共演した方からたくさん話しかけられました。大袈裟じゃなく、『水ダウ』で運命が変わったと言ってもいいかもしれません」

過去には子役をやっていたこともある。『菊次郎とさき』(テレビ朝日系)や『ゲゲゲの女房』(NHK)などの話題作に出演していたが、キャリアのスタートは『笑顔がごちそう ウチゴハン』(テレビ朝日系)からだった。

「当時はまだ6歳とか7歳だったはずですけど、ぐっさん(山口智充)が大好きだったんです。お父さんが新聞で番組の一般オーディションを見つけて、『受かったら、ぐっさんや江角マキコさんと美味しいごはんが食べられるよ』と教えてくれたんですね。そこから3年ほどレギュラーを担当させていただきました。それをきっかけに、舞台やスチールのお仕事もやるようになった感じです」

しかし高校進学を機に、少女は芸能キャリアを一度ストップさせることにした。理由は海外留学を視野に入れていたため。実際にカナダへ留学を果たし、得意の英語力に磨きをかけた。英検は1級を取得し、ビジネスレベルをこなせるとのこと。また、韓国語も日常会話レベルなら対応可能で、先日はK-POPイベントでMCと通訳も務めた。まごうことなき才女である。

「大学3年生のとき、メディアアート系のゼミで奈良橋陽子さん(演出家、作詞家、キャスティングディレクター)にインタビューさせていただく機会があったんですよ。話の流れの中で『実は芸能の道に興味がある』とお伝えしたら、『やってみたらいいじゃん。頑張りなよ』とすごく背中を押されまして。それで決意しましたね」

AUTHOR

小野田 衛


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