中学生の頃にアイドル活動を始め、高校3年生のときに有名アイドルグループに加入。高いパフォーマンス力で早くから頭角を現す一方で、SNSに投稿したコスプレ写真がバズったのをきっかけにグラビア活動も開始。卒業後もグラビアを中心に活躍している片岡未優。今年1月にデビューしたロック系アイドルグループ「どーぴんぐ疑惑」ではリーダーとサウンドディレクターを兼任している彼女のキャリアに迫った。(前後編の後編)
【写真】ほっそりボディでグラビア界を席巻、片岡未優の撮り下ろしカット【5点】――アイドルグループ卒業後は、どういう活動をしていたのでしょうか。片岡 本格的にグラビアをやろうと決めていたんですが、すぐには始められなかったんです。なので、自分一人で何ができるんだろうと考えて演技のレッスンを受けたり、YouTubeチャンネルに出演したり、「歌ってみた」を投稿したりと、ファンの方に喜んでもらえるように定期的に発信してました。そんなときにお誘いがあって、「近代麻雀水着祭 2021」(2021年6月6日開催)に出させていただいて。それが人生初の水着撮影会でした。
――その時期はフリーランスだったんですか?片岡 卒業して一年間はフリーでした。
――2021年12月には事務所に所属します。片岡 フリーだとファンの方が心配しちゃうかなと思って、グラビアに力を入れるなら、やはり事務所に入ったほうがいいかなと思って、オーディションを受けました。今まで出たことのなかった雑誌のお仕事をさせてもらえるようになったので有り難かったです。
――1stグラビアDVD『恋する瞬間』をリリースしたのも、その時期ですね。片岡 その前からグラビアDVDのお話はあったんですが、断っていたんですよ。あまりグラビアDVDに詳しくなかったので、過激なイメージがあって、自分にはできないと思っていたんです。でもお話を聞いたら、女の子に応じて内容にも幅があって、チャレンジしようと思いました。実際にやってみたら、グラビアよりもいろんな衣装を着ることができるので楽しかったです。
――グラビア以外には、どんなことをしていたんですか。片岡 ダンスレッスンを受けさせてもらっていました。それもグラビアの表現力をつけるためで、ダンスをしながら表情を作ったり、いろんなポーズが取れるように体を柔らかくしたり。アイドルを辞めてから、ほとんど体を動かさなくなっていたので、そういう意味でもありがたかったです。
――2023年8月に再びフリーランスになりますが、どういう経緯があったのでしょうか。片岡 またステージに立ちたくなったんですよね。事務所にもアイドルグループはありますけど、自分がやりたい方向性とは違うなと。実際に動き出したのは、もうちょっと後だったんですが、辞めると決めた時点で明確に新しいグループを作りたいという気持ちがありました。
――どうしてグループ熱が再燃したのでしょうか。片岡 私はバンドが大好きで、毎週ライブに行っていたんですが、その中で自分もまたステージに立ってライブをしたいって思うようになったんです。