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UPDATE|2021/08/24

窪塚洋介に聞く人間関係論「若い頃は早く幸せになりたいと思って遠回りしていた」

撮影/西邑泰和

窪塚洋介が19年ぶりに主演する縦型ミステリードラマ『上下関係』が7月30日からニュースサービス「LINE NEWS」の縦型動画プロジェクト「VISION」にて配信されている。「上下関係はどうあるべきか? 正しい人間関係の作り方は? その答えは人によってそれぞれ違うと思うんです。この作品がそのことを考える一助になれば」そう語る、窪塚洋介に若い頃から今までの人間関係論について聞いた。(前後編の後編)

【写真】降谷建志、大島優子ら共演者も話題、ドラマ『上下関係』場面カット

──窪塚さんが人間関係で肝に銘じていることとは?

窪塚 誰かのせいにはしない。時代のせいにもしない。「起こったことすべては自分の行いから来るものだ」という考えを徹底させること。このことは自分に言い聞かせていますね。「あいつのせいで……」とか「この時代が悪いんだ」って怒り出すのは、裏を返せば何かに期待しているということですから。下手したら悪者を作り出すような真似をするケースだってありますしね。でも俺は、そういうのって何か違うんじゃないかなと思う。「すべては自分の行動ゆえ」と受け入れることができたら、気持ち的にも楽になれるんですよ。ガキの頃の俺は「早く幸せになりたい」と願っていたけど、結果的にはその気持ちゆえに遠回りしてしまったところがある気がする。

──特にコロナの問題が取り沙汰されるようになってからは「政治のせいだ」「こんな時代じゃなかったら……」といった声が大きくなっています。

窪塚 不思議と俺はそんなに腹が立たないんですよね。コロナでいろんな制約が出ているのは事実だから、億劫だなとは感じますけど。どこでもマスクしなくちゃいけないのは面倒くさいけど、ムカつくというほどの話じゃないし。「なんで店が営業してないんだよ!」「なんで酒を出さないんだよ!」とか怒っても仕方ないじゃないですか。「酒くらい家で飲めばいいや」とか「メシ食わなかったら腸活になっていいわ」ってポジティブに発想を切り替えればいい。実際、コロナがきっかけで腸活を始めた人も多いでしょうしね。ネガティブな言葉を撒き散らしていると、周りで聞いている人も嫌なムードになりますから。そういうのって悪循環ですよ。こんな沈んだ世の中でも、馬鹿な奴が馬鹿なインスタライブをやれば笑ってくれる人もいるし……。
AUTHOR

小野田 衛


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