──らくさんが感じる試合の面白さはどんなものですか?らく お客さんの声援、応援ですね。お客さんと一緒に夢を掴んでいく物語がすごくいいなと思います。コロナ禍になる前は声援とか紙テープもあったので、それをすごく感じられました。私はずっと連敗してる弱キャラみたいな感じで、自力で勝利をしたことがなかったんです。なので、自力勝利に向かってがんばるって感じでした。
──らくさんの初勝利はいつでしたか。らく コロナになる寸前、2020年の2月の6人タッグマッチ(2020年2月11日・北沢タウンホール大会・伊藤麻希&らく&原宿ぽむ vs 辰巳リカ&渡辺未詩&鈴芽)です。当時、伊藤麻希さんとタッグを組ませていただいてて、その試合は伊藤さんとぽむとのチームで初勝利できたんです。
──初勝利の感想は?らく ウォーッて感じでした(笑)。伊藤さんが飛びついて喜んでくれて、それがうれしかったです。プロレスでは、入場のときにファンの方が紙テープを投げてくれるんですけど、タイトルマッチとか重要な試合で勝ったときにも紙テープを投げてもらえるんです。そしたら、私が初勝利したときにたくさんの方が紙テープを投げてくれたんです。そのときに、こんなにも私の勝利を祝ってくれる人がたくさんいるんだって気持ちになってすごくうれしかったです。
──まさに、プロレスはお客さんと一緒に夢を掴んでいくものだっていうのを実感したと。らく ハイ、それをすごく思いました。
──アプガ(プロレス)で約5年間活動してきましたが、その中でらくさんが得られた大きなものはどんなことですか?らく ずっと死んでた人生が、やっと生きられた、生きてるって感覚です。私は前は、この先どうやって生きていくんだろうとか思いながら生きてたんですよ。目標だったり未来の希望に向かって生きられるようになったのは、アプガ(プロレス)に入れたからだっていうのはほんとに思います。人生が丸ごと変わった感じがします。
──アプガ(プロレス)ならではのよさは、どんなところにあると感じてますか。らく やっぱり、アイドルとプロレス両方できるところです。リング内にとらわれず、アイドルイベントにも出れるし。ひとつの夢だけじゃなく、2つの夢を追えてるところですね。
──今のらくさんの思い、目標を聞きたいです。らく 目標は、私は電車が好きなので、電車の中で試合する電車プロレスをやりたいです。あと、海外で試合したいです。東京女子のアメリカ興行がコロナ禍で中止になってしまったので、いつかできたらいいなと思います。今の思いとしては、最初の頃はいろいろ考えたけど、今は入ってよかったなと思ってます。まだまだ追う夢はいっぱいあるので、オーディションで入ってくれる新メンバーとともに、より高いところを目指していきたいです。
──では、オーディションでアプガ(プロレス)にどんな子が入って欲しいですか?らく 夢を探している人だったり、この先の人生どうしようって思っている人ですね。オーディションとなると、やっぱり当時の自分と重ねちゃうんです。この先どうしようって考えている人に、プロレスと出会ってもらって新しい人生になって欲しいから、夢に迷ってたらとりあえず挑戦してみて欲しいです。そこから先はどうなるか、どう感じるかはその人次第だと思うけど、少なくとも私はプロレスは面白いと思えたので。ぜひアプガ(プロレス)に、何も知らないでもチャレンジして欲しいなって思います。
▽アップアップガールズ(プロレス)2022 新メンバーオーディション
プロレスラーとして日本武道館メインイベント、アイドルとして日本武道館単独公演を目指すアプガ(プロレス)が初の新メンバーオーディションを開催。応募締切:2022年4月17日23時59分まで。詳細は(https://www.yum-audition.jp/)まで。
【あわせて読む】SKE48荒井優希、アジャコングに完敗「一斗缶攻撃は記憶にない。気づいたら倒れていた」