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UPDATE|2022/07/12

10代から30代前半の視聴者が約4割に、EXITがMCで注目「初めて選挙特番を観た」

(C)AbemaTV,Inc.

特別番組『ABEMA Prime 参院選特番2022』が、7月10日(日)夜7時50分より「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送された。

【写真】落選した作家の乙武洋匡も生出演、ほか番組カット【4点】

『ABEMA Prime 参院選特番2022』では、平日夜帯のニュース番組『ABEMA Prime』にて2020年4月よりMCを務め、その等身大の報道キャスター像が支持を集めているお笑いコンビ・EXITが選挙特番MCに初挑戦。

Twitter上ではEXITのファンを中心に「選挙特番をより楽しむために初めて選挙に行った」「かねちたちを真似して、“推し(※候補者の言い換え)”に投票してから番組待機」などといった投稿が寄せられるなど、2人がMCを務めたことで、番組の視聴のみならず、投票に初めて足を運ぶ視聴者も。番組を視聴した約4割を、10代と20代、30代前半の男女が占めるなど、若い世代の支持を集めた。

また、『ABEMA Prime 参院選特番2022』には、今回の参院選に出馬せず、政界引退を明らかにした渡辺喜美議員や、初当選を果たした参政党の神谷宗幣事務局長、多くの著名人が支持を表明していたごぼうの党・奥野卓志代表が出演。視聴者から「カオスすぎて目が離せない」というコメントが集まるなど、他の選挙特番とは一線を画す白熱の討論や、出演者たちのシナジーがインターネット上でも話題を呼んでおり、同時放送を行った『ABEMA Prime』の公式YouTubeチャンネルも含めると、番組の累計視聴数は110万を突破した。
  
番組では、投開票の速報も伝えられた。投票が締め切られた午後8時すぎに、出口調査に基づく議席予測で、NHK党の1議席獲得と、暴露系YouTuberの「ガーシー」こと東谷義和が20万票を超える票数を獲得する見通しであることが分かると、スタジオは一時騒然。

進行のテレビ朝日・平石直之アナウンサーからコメントを求められた兼近は「20万票?若い層や僕ら世代はガーシーさんのYouTubeチャンネルをたくさん見ていた。これまでは投票に行ってなかった人の票を取ったと思う」とコメント。相方のりんたろー。も「TikTokに流れてきた各党の投稿を見た人も多いのでは?僕のアカウントにも、参政党やれいわ新選組の投稿がすごい出てきたんで、若い人の票に繋がってるってことなんですかね」と推測した。

番組後半では、東京選挙区に立候補したものの、落選した作家の乙武洋匡が生出演。『ABEMA Prime』での共演も多かったEXITとの掛け合いに大きな注目が集まった。選挙戦を戦い抜き、真っ黒に日焼けした姿で登場した乙武は「多くの仲間たちに支えてもらって18日間、悔いのない戦いができた。思うような結果は出なかったけど、ほんとに清々しい気持ち。選挙は苦しいものだと思っていたけれど、こんなに楽しいとは思ってなかった。終わっちゃうのが寂しい」と笑顔で心境を語った。
 
乙武の敗戦の弁とは思えないコメントに、兼近は「こんな清々しい”勝った顔”で出てくると思わなかった。なんか励ましの言葉とかいるのかな?と思ってたのに」と、場を和ませつつ、「また選挙があったら、ブチかますってことですよね?」と再出馬の意向を質問。乙武は「もちろんですよ」と即答した上で、「今、表示されてる画面でテロップに『夢破れた乙武』と書いてあるけど、僕の夢は破れてない」と主張。

すると、兼近がすかさず、「『可能性を広げた乙武』にテロップを変えてもらっていいですか?」と呼びかけると、数十秒後にテロップが差し替わり、この連携プレーに視聴者からは「仕事が早いww」「スタッフさんナイス」などのコメントが寄せられ盛り上がりを見せた。

『ABEMA Prime 参院選特番2022』は、「ABEMA」で無料見逃し配信されている。


【あわせて読む】「ABEMA」生放送の“参院選特番MC”にEXITが就任決定、兼近「気楽にやるので気楽に観て」

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