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UPDATE|2022/08/20

令和のバズ女王・高嶺ヒナの壮絶なリアル「厳格な母との衝突が表現欲に繋がった」

高嶺ヒナ 撮影/田中健児



──高嶺さんは十代前半からファッションの一部としてコルセットを装着していたそうですね。

高嶺 確か12、13歳ぐらいからです。通販で買うと親にバレちゃうので、実店舗の古着屋さんに行って買いました。小説やライトノベルの影響で、耽美主義への憧れもありましたし、少女という存在へのこだわりもあって、コルセットっていいなと思ったんです。

──コルセットでウエストを締め付けていたら、さすがに親も気づくんじゃないですか?

高嶺 もともとガリガリなタイプの子どもだったので、ちょっと変わったところで気づかなかったです。

──周りに、高嶺さんと同じような趣味の友達はいたんですか?

高嶺 いなかったですね。ただ周りにアニメ好きな子が多かったので、オタクっぽい話をしつつ、一緒に買い物に行った時に、チラッと自分が好きなお店に立ち寄っていました。地元に東京でいう中野ブロードウェイみたいなショッピングセンターがあって、アニメイトと同じフロアに、球体関節人形を扱うお店があったんですよね。そこは大好きな場所でした。

【中編はこちら】壮絶ないじめと親からの否定…"令和のバズ女王" 高嶺ヒナが誕生するまで

▽高嶺ヒナ
人形のような完全無欠のビジュアルとコスプレへのストイックな姿勢、芯の通ったメッセージなどで若者から支持を集める「令和のバズ女王」。モデルやコスプレ活動だけでなく、人気アイドルグループの衣装デザインや自身のアパレルブランドを展開するなど多才を発揮している。1stフォトブック『Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK』(扶桑社)が絶賛発売中。ASETIAの公式サイトではイベント限定特典のフォトブックが数量限定で販売中。
https://asetia.stores.jp
AUTHOR

猪口 貴裕


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