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UPDATE|2022/10/01

新制度「産後パパ育休」にりんたろー。「心の中のクエスチョンマークを払拭して」

(C)AbemaTV,Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』が、平日夜9時より「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。9月29日(木)夜9時からの放送では、10月から育児・介護休業法が改正され、新制度「産後パパ育休」がスタートすることを紹介。2021年の男性の育休取得率が約14%の中、この取り組みで育児がしやすくなるのか?を考えた。

【写真】育休期間のEXITについて「給料は折半する」と語る兼近大樹、ほか番組カット【7点】

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「男性も休みを取りやすくするための制度は絶対必要だと思うし、進めていかないといけない」とした上で、「休みを受け入れる会社や世の中の考え方が整っていないから、男性の育休がイマイチ浸透しないのかな?と思っている。『男性も育休を取得しないといけない』と口では言いながらも、心の中では『育休?』とクエスチョンマークが付いている印象がある。そして、会社の制度が整っていないから取れなくて、夫婦間で揉めてしまうのは、本来必要ないことだ」と指摘。

また、「例えば、インフルエンサーが率先して取って、『育休ってイケてるものだよ』とイメージを変える動きがあると面白いかも。僕が育休を取って“育児ット”になるといいのかな?」と前向きな提案をした。

この話を受けて、進行を務めるテレビ朝日の平石直之アナウンサーが「どちらかが育休を取った場合、その間EXITはどうしていくのか?」と尋ねると、りんたろー。は「僕が1ヶ月いなかったら、やっぱり兼近くんは困るか…」と不安げな表情。相方の兼近大樹は「育休を取っている間、僕が働いた給料は折半する」と話すと、出演者たちから驚きの声が上がった。

兼近は「男性の育休で『出世コースから外れるのが怖い』という声もあるから、会社の評価基準の見直しをした方がいいと思う。毎日遅刻しないで会社に行くことも大事だけど、別の部分でも評価されれば、『絶対に会社に行かなきゃいけない』のような同調圧力がなくなるのかな?と思う」とコメントした。

その上で、「育児は大変だからこそ、取得して“育児に専業”することの必要性を改めて考えさせられる。ベビーシッターなど、第三者の力を借りる制度を充実させることも必要だと感じた」と問題提起をした。

フリーアナウンサーの柴田阿弥も「フリーランスで働いていると育休給付がなくて、その間の給料がゼロになってしまう。だから、結婚相手を選ぶ際は、“パートナーが育休取得できること”が絶対条件になってしまったりする」とコメントし、さらなる議論を求めた。

また、番組では、定額を払うことでサービスが使い放題になる「サブスクリプション(通称:サブスク)」に着目。去年の配信売上が前年比126%となったことに注目し、サブスク時代のアーティストや音楽の形について意見を交わした。

りんたろー。は「昔は『〇〇の曲だから』とCDを買っていたけど、今はサブスクのプレイリストが勝手にいろんな曲を流してくれるので、アーティスト名も曲名も知らないで聞いている。誰が曲を作っていて、歌っているのかが、どうでもよくなってきている」とした上で、「サブスクで出会ったアーティストのライブ映像を見ると、顔に照明が当たらないように演出されていたりする。歌っている人にフォーカスするのではなく、音楽そのものを耳に入れる方に移行していると思った」と分析。

兼近は「僕は好きな音楽をずっと聴くタイプで、B’zしか聞かない」と、独特の感性を披露した上で、「劇場では10分やっている漫才をテレビでは2分に短縮しているとか。昔は一発ギャグがすごく流行っていたけど、今はあまり流行らないとか、どんなことも時代にあわせて変わってる。今後、無駄を楽しむ余裕ができたら、音楽も長いものを聞くようになるのではないか?時代にあわせたサイクルがあると思う」と持論を語った。

また、「飛ばされないようにイントロを短く作る」「ギターソロを入れない」など、サブスク時代の新たな音楽表現に話題が及ぶと、ラッパーでアーティストのSONOTAは「私の周りには曲が1番しかなくて、2番を作ってない人が増えている。まずはサビだけ作って、それがヒットしたら全体の曲を作るという人もいるらしい。自分はそこに違和感がないので、そういう世代なんだと思う」と、楽曲制作の裏側を明かすと、EXITも興味を示していた。

【あわせて読む】EXIT・りんたろー。がテレビでの”お笑い”と”差別”に持論「笑いの選択肢を奪っている」


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