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UPDATE|2022/10/30

染谷有香、テレビ大好き少女が“霊長類最強グラドル”になるまで「1回心が折れました」

染谷有香 撮影/山田健史



彼女は「『テレビに出て有名になりたい』とか『私を見てほしい』とか、そういう気持ちよりも『本当に友達になりたい』って思ったんです。小学生の純粋な気持ちとして」と振り返る。グラビアデビューのきっかけも、やはりテレビの世界への憧れからだった。

「フジテレビの『少年タケシ』というコンテンツがあったんですが、そこのイメージガールオーディションが雑誌に載っていたんです。『次はあなた!』みたいな感じで載っていたので、『まじで?』と思って(笑)。最終選考の場所がフジテレビだったので、『あの丸いところに行ける!』みたいな」

気付けば染谷は高校生。進路の選択も迫っており、オーディションを受けるのはこれで最後にするつもりだった。結果、グランプリの受賞には至らなかったものの、彼女は審査員特別賞に輝く。その後、スタイルの良さを評価され、勧められるままにグラビアへの道へ。現在の活動の原点だ。

「まだ19歳だったので、グラビアといえば小池栄子さんやMEGUMIさんがバラエティ番組で活躍してるのを見たことはあったけど、本業を見たことがなかったんですよ。それで事務所に行ったら週刊誌とDVDを渡されて『勉強してください』と。そこで初めてグラビアイドルの本業を知るわけですよ。『私、こんなにエッチじゃありません!』って、1回心が折れました(笑)」

しかしその後、考えを改めることとなり、グラビアに挑戦することに。仕事を続けていく内にやりがいも見えてくるようになる。

「撮影会とかで、グラビアファンの方と会う機会になるイベントにも参加していると、少しずつ応援してくれる方が増えていくんです。DVDを出して、ランキングで1位になったりすると、お祭りみたいに喜んでくれて。それが話題になって、雑誌に載るとか、撮り下ろしが決まるとかっていう風にRPGのように進んでいくんです。そして、それを喜んでくれるみんながいる。『これは私ができる全てを尽くすべきところなのかもしれない』と、みんなと一緒に尽くした先の景色が見たくなりました」

AUTHOR

山田 健史


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