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UPDATE|2022/10/30

染谷有香、テレビ大好き少女が“霊長類最強グラドル”になるまで「1回心が折れました」

染谷有香 撮影/山田健史



“尽くした先の景色”に、本格的な女優業も見据える。

「人として魅力的になりたいんです。経験もないし、どんな役でも演じられますとは正直、胸を張っては言えないけれど、人としての魅力で『ぜひこの映画に出てほしい』と、私の生い立ちの中でそんなセリフを言ってもらえたら素敵だなと思う。目指したいところはそこなのかもしれないです」

グラビアの道をまっしぐらに駆け抜けてきた染谷も、気付けば30代。女優業を志すのは、グラビアの引退も視野に入れているからなのか。彼女は笑って否定する。

「それはまったくないです。こういう風に写真集を出させていただく中で得た気付きとかも、やっぱりお芝居をやらせていただく上で必要になってくる感情があると思うし。今回の第2弾を出させていただいて、第1弾とはまた違う気持ちにも気付けたんです。そういう気持ちの引き出しが、お芝居でも生きる上でも、どこか必要になるシーンがあると思うので、年齢で賞味期限を感じて女優に、というジャンル変更は全くないです」

グラビアの未来は明るい。年齢を重ねても美しくビキニを着られる、時代の変化も実感している。

「30代を越えてグラビアで活躍されている方もいらっしゃるし、40代、50代、60代とビキニを着て、まぶしく魅力的に写っている方もいる。女性としての魅力が年齢で測られなくなってきているのかなと感じます」

グラビア活動が女優業の糧となり、女優業がグラビア活動の糧となる。活躍の場を広げ、彼女は30代、40代とますます輝きを増していくことだろう。

【あわせて読む】染谷有香は“奉仕型”?「がっかりさせてもいけないので言い切れない(笑)」

▽染谷有香
圧倒的なスタイルを武器に「霊長類最強グラドル」と呼ばれるグラビア界の至宝。30歳になり撮影した最新写真集『Dyed in a dream』(光文社)が絶賛発売中。さらに前作『This is the beginning』(光文社)のデジタル版もリリース中。
AUTHOR

山田 健史


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