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UPDATE|2022/11/05

EXITりんたろー。が自伝を書いた理由「ずっと隠してきたコンプレックスも認められる自分になった」

りんたろー。 撮影/松山勇樹

EXITのりんたろー。が初の著書『自分を大切にする練習』(講談社)を11月11日(金)に発売する。美容メディア『VOCE』の連載をベースにした美容のセルフケアの紹介と共に、書き下ろした自伝エッセイも収録。EXIT結成前から、相方兼近大樹との出会い、容姿いじりや芸人としての想いなどを書き綴った。「美容本でもあり、生きざま本でもある」と語るりんたろー。に、本書に込めた思いを聞いた。(前後編の前編)

【写真】自伝エッセイについて語るEXITのりんたろー。【8点】

美容のハウツーはもちろん、自身のコンプレックスや芸人としての苦悩など、自身の半生を振り返る内容となっている著書『自分を大切にする練習』。出版の話をもらったときには「どこに需要があるんだろう」と思ったという。

「芸人として、そういう部分をさらけ出すのはどうなんだろうという照れというか、葛藤もありました。でも、『VOCE』での連載を通して、美容と出会ったからこそ得ることができた幸せな体験をシェアしたい。最終的には、自分が美容やそれを通して出会った人に背中を押してもらったように、誰かの助けになるものが書けたらいいなと」

自伝エッセイの部分には、驚くほど赤裸々に悩んでいた当時の葛藤や気持ちがつづられている。

「顔が大きいこともだし、紫外線アレルギーで自分の肌をずっと隠して生きてきたんですけど、美容に出会って、見た目への向き合い方はもちろん考え方が変わっていった。コンプレックスすらも『それも自分』と肯定的に捉えられるようになっていったことを書くためには、もともとの要因を書かないと逆に意味が分からなくなってしまうなと。それまで悩んでいた気持ちやコンプレックスを隠してアウトプットすることはできない。本を出すならそこは書くべきだと思いました」

本書では連載で専門家に教わったという美容初心者におすすめのアイデアも、りんたろー。の言葉で紹介されている。


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