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UPDATE|2022/12/23

ドラマ『silent』を言葉で感じる脚本集が発売「“想い”と“言葉”がどうつながっていくのか描きたかった」

『silent シナリオブック 完全版』(扶桑社)

話題を集めたドラマ『silent』の脚本集『silent シナリオブック 完全版』(扶桑社)が12月24日(土)に発売される。今回、脚本家・生方美久、プロデューサー・村瀬健からコメント到着した。

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見逃し配信ではフジテレビドラマ歴代最高の688万再生を記録、多くのファンが聖地巡礼を行うなど社会現象を巻き起こし、先日ついに最終回を迎えたドラマ『silent』。本編ではカットしたシーンも完全収録した『silent シナリオブック 完全版』は発売前から話題を呼び、5度目の発売前重版・累計15万部を突破した。

発売を24日に控え、脚本家・生方美久とプロデューサー・村瀬健からコメントが到着した。

▼脚本家・生方美久コメント
このドラマで描きたかった大きなテーマは、“想い”と“言葉”がどうつながっていくのかっていうこと。ひとつの言葉にひとつの感情だけが乗っているわけじゃないよね、っていうのを表現したかったんです。改めてこのシナリオブックをじっくり読んでいただいて、そういうことをみんなが考えてくれたらうれしいなと思います。

▼プロデューサー・村瀬健コメント
連続ドラマには尺というものがあり、特にこの作品は余韻の部分などを簡単には切れないので、脚本の段階で、あるいは編集段階で、泣く泣くワンシーン丸ごとカットせざるを得なかったことが多々ありました。それは必要な作業とはいえ、本当に辛い作業だったんです。でも、このシナリオブックは放送していないシーンも含んだ「完全版」ですから、『silent』のさらなる魅力をぜひ堪能していただきたいです

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