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UPDATE|2023/02/04

現役生活19年に終止符、“アイドル渡り鳥” 金澤有希がマイクを置く理由

金澤有希 撮影/荻原大志



SUPER☆GiRLSは2013年に日本武道館で公演を行っている。近年、メンバーは「2度目の武道館」を想いながら活動を展開してきた。4年の在籍期間中、その目標を達成できなかったことをは「志半ば」と金澤は表現する。

「正直、悔しい気持ちもありますよ。でもフレッシュなメンバーがグループに新しい風を吹かせたほうが、現実的にはより武道館に近づけると思う。今度、オーディションによって選ばれた6期メンバーも新たに入りますし。今、スパガは変革のときなんですね。ある意味、躍進のチャンスじゃないかと考えています」

今後の進路については考えつつ、とりあえず正月は実家で母の手料理に舌鼓を打ちながら、大好きな駅伝を観るつもりだという。本人としては、何らかの形でアイドルに携わっていくという希望もあるようだ。たしかに金澤の今までのキャリアを考えると、後進の指導に当たる姿は容易に想像がつく。そこでアイドル予備軍や志願者に対するアドバイスを聞いてみると……。

「まずオーディションを受けようかどうか迷っているなら、とりあえず受けてみたほうがいいと思います。もちろん歌とかダンスはできるに越したことはないけど、何よりも大事なのは情熱とか熱意ですからね。アイドルに憧れている自分のリアルな気持ちを大事にしてほしいな。そしてデビューがゴールでは決してないから、“その先”のことも見据えておくといいかもしれない」

AUTHOR

小野田 衛


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