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UPDATE|2023/03/03

ポイントは登場人物の名前? 囁かれていた“名前に鳥の名が入ってない人が犯人説”を改めて考察

『罠の戦争』(フジテレビ系)

3月6日(月)に第8話が放送される草なぎ剛主演のドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)。物語も終盤に差しかかり、視聴者からは黒幕を予想する声も多く上がっているが、中でも“名前に鳥が入っていない人が犯人”という説が話題を呼んでいる。

【写真】犯人考察がヒートアップ、『罠の戦争』第6話場面カット【5点】

話題になった“名前に鳥の名が入っていない人が犯人説”だが、最初におさらいしておきたいのは登場人物の名前だ。相関図を見ていくと、主人公である鷲津(草なぎ剛)、失脚していった犬飼孝介(本田博太郎)、虻川勝次(田口浩正)、部下である蛯沢眞人(杉野遥亮)・蛍原梨恵(小野花梨)・貝沼永太(坂口涼太郎)、鷲津の旧友である鷹野聡史(小澤征悦)などがあげられ、すべての登場人物の名に“動物や生物の名前が入っている”という共通点がある。

そして、さらに一部の人物に共通しているのは、鷲津の「鷲」や鴨井ゆう子(片平なぎざ)の「鴨」、鶴巻憲一(岸部一徳)の「鶴」といった“鳥の名前”が使われているところだ。この“動物の種類”が犯人探しのポイントになるといわれている。

“名前に鳥の名が入ってない人が犯人説”を紐解いていくと、まず敵対する人物として犬飼と虻川が挙げられる。犬飼は黒幕の指示によって鷲津に“息子の落下事件を事故として認めさせる”よう促す行動を取っており、虻川はそのサポートをするなど“悪者扱い”されている人物だが、2人の名前に“鳥の名”が入っていないことがわかる。

この事実から“名前に鳥以外の名が使われていれば敵の可能性がある”と推測できるため、鳥の名が入っている鶴巻と鴨井は現在、鷲津から怪しまれているが“敵ではない”という答えにたどり着く。

そして鳥の名が入っておらず、鷲津よりも立場的に優位であるのが、内閣総理大臣の竜崎始(高橋克典)だ。架空の生物ではあるが鳥ではない「竜」の名が入っているため、「政界のトップだから権力でねじ伏せているのでは?」と多くの視聴者が彼を黒幕と睨んでいるようだった。

そして、2月27日に放送された第7話にて、ついに鷲津の息子を突き落としたのは、鴨井の息子・文哉(味方良介)であると判明した。続く8話では、事件の真相を書いた熊谷由貴(宮澤エマ)の記事が鶴巻によって握りつぶさてしまう。鴨井の地位をおびやかす鷲津の行動をこれ以上見過ごせないと判断した鶴巻は、鷲津を永田町から排除するよう鷹野に命じる──。

だが、「これもミスリードではないか」との憶測が飛び交っている。というのも、文哉は一貫して事件のことを濁し、目撃証言もはっきりとはしないためだ。果たしてもう一波乱あるのか、予想しながらドラマを追えば、より楽しく鑑賞できるだろう。答え合わせのためにも今後の展開から目が離せない。
AUTHOR

桐島 淳平


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