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UPDATE|2023/05/16

本田望結が熱血女子高生に、石倉三郎らベテラン俳優相手に迫力満点のスパルタ指導

(C)2023『それいけ!ゲートボールさくら組』製作委員会

フィギュアスケート選手で女優の本田望結が出演する、公開中の映画『それいけ!ゲートボールさくら組』の本編映像や場面写真が解禁された。

【写真】81歳の藤竜也を温かく見守る本田望結ほか本編カット【14点】

“青春“が若者だけの特権だったのは一昔前の話。今や人生100年時代、打ち込むことが、叶えたいことがあれば、いつだって青春を生きることができる。令和の時代に誕生したシニア奮闘エンタメムービー『それいけ!ゲートボールさくら組』。

主演を務めるのはスクリーンデビューから60年、昭和から令和の現在まで活躍し続ける日本を代表する名優・藤竜也。80代となり最初の主演映画となる本作では、青春時代の友である元ラグビー部マネージャー・サクラが経営するデイサービス“桜ハウス”の倒産危機を知り、今自分達ができることで手助けしようと奮起。かつての仲間達を集結させ、どういう訳か「チームさくら組」を結成、ゲートボール大会での優勝を目指す主人公・織田桃次郎を演じる。

そして高校時代からの元ラグビー部仲間には、歴戦のつわもの俳優・石倉三郎、大門正明、森次晃嗣、小倉一郎らが個性豊かなキャラクターで登場。平均年齢76歳・合計380歳の超ベテラン俳優陣が所狭しとスクリーンを彩る。

他にも、チームさくら組の一員として山口果林や田中美里、生前ゲートボール愛好家としても知られていた落語家・三遊亭円楽(友情出演)、桃次郎達のかつてのラグビー部仲間で今は亡き盟友役として毒蝮三太夫(特別出演)や、その孫娘で桃次郎らにゲートボールをスパルタ指導する高校生・嶋田七海役に本田望結が出演している。

今回解禁となった本編映像は、七海によるさくら組メンバーへのゲートボールレクチャーシーン。石倉扮する花田菊男が「さっさと終わらせようぜ、こんな玉遊び」となめた態度をとると、本田は「ほぉ~玉遊びね」とスティックを顔の前に振り上げ握りしめると、「おいお前ら、ちんたらやるんじゃねえぞ」と目つきががらっと変わり迫力満点の表情を見せる。

野田孝則監督は当初、天真爛漫な雰囲気を持つ本田が口の悪い豹変演技ができるか心配していたそうだが、彼女がその場でセリフを言って見せると安堵の表情を見せた。

七海のキャラクターは、大人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の本田巡査がヒントになっているという。現場で本田に会った主演の藤は「本田さんはほかの人と違ってフィギュアスケートをやっているので、体幹がブレず流石でした」と絶賛。

次第に指導がヒートアップして叱られるものの、本田を子ども扱いしないベテラン勢と、ベテラン相手に臆することなく役に全力で挑む本田との掛け合いで非常にコミカルなシーンとなっている。

【あわせて読む】本田望結が女優業とフィギュアスケーターの両立を語る「自分が2人いる感覚」

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