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UPDATE|2023/08/23

もっと強い自分になるために…乃木坂46新センター・井上和のパフォーマンス力と責任感

井上和/『ENTAME』2023年3・4月合併号(徳間書店)より

乃木坂46が8月23日にリリースする33rdシングル『おひとりさま天国』の選抜発表が6月25日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で行われ、センターには5期生の井上和が抜擢された。今回、そんな井上の活動の日々を振り返る。

【関連写真】“透け感メイク”に挑戦した井上和『VOCE』掲載カット

5期生がファンの前にお披露目されてから約1年半。数々のアイドル誌やグラビア誌の表紙を飾るほか、初の5期生冠番組となった『新・乃木坂スター誕生!』とその後継番組『超・乃木坂スター誕生!』(ともに日本テレビ系)では歌声やコントを披露し、今年2月の『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』では『新・乃木坂スター誕生!LIVE』を除けば初の単独ライブを実現させるなど、短期間でグループに欠かせない存在へと成長を遂げてきた。

3月29日にリリースされた32ndシングル『人は夢を二度見る』では、初めて5期生の中から井上、五百城茉央、一ノ瀬美空、川崎桜、菅原咲月が選抜入りを果たし、グループに新たな風を吹き込んだ。

ファンの間でも待ちわびていた5期生の選抜入り。加入からたった1年半ながらも数々の実績を積み上げてきた5期生の存在はすでに力強く映った。そんな中で、齋藤飛鳥の卒業コンサートというひとつの区切りを迎え、リリースされるであろう33rdシングルでは、誰がセンターを務めるのかという予想がファンの間でも繰り広げられていたが、結果として5期生の井上が夏に向けたシングルでセンターを務めることが発表された。選抜発表後のコメントでは、「今すぐにじゃなくても自信を持ってそこに立っていられる人になりたい」と涙を滲ませながらも力強い目で語っていたのが印象深い。

井上は2022年2月に『乃木坂46 新メンバー募集オーディション』に合格。同月2日に『乃木坂配信中』にてプロフィールが公開されると、トップバッターを務めた井上の佇まいは大きな話題を呼び、逸材揃いと言われる5期生の先頭をひた走ってきた。井上が乃木坂46のオーディションを受けるきっかけとなったのは、コロナ禍で聴いた『世界中の隣人よ』に感化されたことを様々なインタビューの中で語っており、好きなメンバーには遠藤さくらを挙げている。

29thシングル『Actually…』に収録されている5期生曲『絶望の一秒前』でセンターに抜擢されたのは、5期生の中でも大きな期待をかけられていたことの表れだった。2022年4月27日に開催された『第2回 5期生お見立て会』で、同曲を披露した際には初めてとは思えないほどの垢抜けた表情とダンスパフォーマンスを披露し、5期生のポテンシャルの高さを示してみせた。かといって、大人びたパフォーマンスとは裏腹に「にゃんにゃんにゃぎ」という可愛らしいキャッチコピーを披露したり、ですよ。のギャグ「あ〜い、とぅいまて〜ん」を堂々と披露したりと、バラエティ適正も抜群だ。
AUTHOR

川崎 龍也


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