──「つかず離れず」とおっしゃいましたが、確かに帯番組を東京でやっていた頃は新潟のメンバーとのコミュニケーションも難しかったと思います。
中井 それもあるし、そもそも私自身、同年代の女子とうまくコミュニケーションを取る方法が分からなくて。メンバーとの溝も感じていたし、当時の私は「自分さえ上に行ければそれでいい」みたいな考え方だったので、衝突したこともありました。でも結局のところ「中井りかってそういう人間だよね」と受け止めてくれたのもメンバーだったんです。
私はわがままで、1人で突っ走っていた部分も多々あったけれど、それでもNGT48は私が帰ってくる場所で有り続けてくれました。NGT48じゃなかったらここまで受け入れてもらえなかったんじゃないかな。
──今となってはNGT48メンバーに対して感謝の気持ちがあるわけですね。
中井 めちゃくちゃ感謝しています。一緒にアイドルができる仲間がいてくれたことは私にとって支えでした。
──これまで何度も中井さんを取材させてもらっていますが、特に近年はとてもNGT48への愛情を感じます。
中井 今は間違いなく愛情はあります(笑)。だからグループの今後もすごく気になりますね。ちょうど今4期生のオーディション中なんですけど、NGT48は私の大事な場所だったので、そこをこれからどういう子が引っ張っていくのかなって気になっています。