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UPDATE|2023/08/04

“浴衣・着物警察”のパトロール回避に、山崎怜奈が新たなハッシュタグを提案「#褒めてくれる人募集中」

山崎怜奈 (C)Abema TV, Inc.

平日夜9時より生放送されているニュース番組『ABEMA Prime』の3日の放送では、SNSに投稿した浴衣や着物の写真に対して、見ず知らずのユーザーが着付けや着こなしを注意したり、安価な素材のものを悪く言ったりする「浴衣・着物警察」にフォーカスした。

【写真】浴衣・着物警察を考えるEXIT・りんたろー。ほか番組カット【7点】

ファッションデザイナーのハヤカワ五味さんは、“浴衣・着物警察”から「襟元が緩んでる」「もっと綺麗に着れるのに残念」と毎年のように指摘されることを明かした上で、「私は日本舞踊をやっていたから、本来の着こなしはわかっている。夏の暑さに耐えられないから、アレンジすることもあるし、投稿したのは動き回った後の写真だったりするのに、あらゆる角度から指摘を受ける」とため息。

続けて、「このままだと浴衣や着物を着るハードルが上がって、着る人がいなくなってしまうのではないか?」と投げかけた。

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「僕たちは浴衣や着物をめちゃくちゃ着崩しているんですけど」と口を開き、「夏のイベントで浴衣を着た時は、帯をせずに蛍光色の長いベルトを巻き、スニーカーやサングラスと合わせたことがある。僕は自分の結婚式でも着物を着て、それにハットとブーツをあわせて、骸骨のモチーフが付いた杖を持った。この着こなしは、僕なりの浴衣や着物へのリスペクトでもある」と振り返った。

その上で、「あまりにもぶっ飛びすぎているからなのか、僕たちに批判はない。ちょっと崩れているくらいがムカつくのかも」と話す。兼近も「何事も中途半端がイジりやすくツッコミやすい。芸人でも、『あのコンビは漫才なのか?違うのか?』という論争があって、“漫才っぽい芸風”がやり玉に上がりやすい」とコメント。

“浴衣警察”の存在について、タレントの山崎怜奈は「スマホのインカメラで自撮りすると左右反転するから、浴衣を左前で着ているように見える。すると、『間違って着てる』と指摘する人がいる。反転しちゃうことを理解してる人も多いのに、なんでわざわざ言ってくるんだろう?」とした上で、「私のことを『器が小さいな』と思う人もいるかもしれないけど、このカチンと来る気持ちは、実際に取り締まられないとわからないですよ」と嘆いた。

ゲストの服飾研究家は「かつて浴衣は湯上りに着るような、いわば“館内着”の役割だった。その背景を考えれば、着方は自由なはずなので、指摘されたら『これ、浴衣よ?』って応じたらいい」とアドバイス。

山崎も「五味ちゃんが投稿に添えているハッシュタグを『#浴衣警察お断り』ではなくて、『#褒めてくれる人募集中』にしてみたらどうだろう? そしたら、浴衣警察を刺激せずに、“パトロール”されることもなくなるのではないか?」と提案。こうしたアドバイスを受けて、ハヤカワ五味さんは「今後は何か言われたら、まずは『これ浴衣やぞ』って気持ちで接するようにして、ハッシュタグは『#浴衣褒めてください』に変えます」と宣言し、議論を締めくくった。

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