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UPDATE|2023/07/28

気候変動の”危機感”は貧富で違う? 貧困家庭育ちのEXIT 兼近も「それよりも…の気持ちがわかる」

(C)Abema TV, Inc.

平日夜9時より生放送されているニュース番組『ABEMA Prime』の27日(木)の放送では、世界中で猛暑や豪雨などの異常気象が伝えられる一方で、「『気候変動に危機感を持つ』と回答する日本のZ世代が他国と比べると少ない」という調査を紹介した。

【写真】真夏の屋外ロケの過酷さを語ったEXIT・りんたろー。ほか番組カット【3点】

この夏の暑さについて、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「今朝、街ブラロケをしたけど、暑すぎて自分が何を言っているのかわからなかった(笑)」と笑いを誘った上で、「久しぶりに戻ってきた夏のイベントも、この調子だといつまで開催できるんだろう?」とコメントした。

相方の兼近大樹は「僕たちは気候変動などをテーマにした番組をやっているので、考える機会が多いけど、『それよりも明日の生活が大事』『リテラシーが高い人だけが考える問題』と感じる人も多くいると思う。僕は貧困家庭で育ったので、『どうでもいい』という気持ちがすごくわかる」と自身の経験を元にコメント。

また、「裕福な家庭で生まれた人と話すと、環境問題のみならず、あらゆることで会話が噛み合わないことがある。例えば貧困について話すと、当たり前だけど現実を理解していなくて、意見の食い違いが生まれる。貧困層に対して『怠けているの?』『頑張ればお金なんて稼げるじゃん』と、悪気なく考えているような印象を受ける。ここまで違うとお互いを正しく理解できる日は来ないのではないか?と感じる」と話した。

続けて、「僕が貧しかった頃は、社会のいろんな人たちに助けられてきた。今はある程度お金を稼ぐことができているので、今度は僕が誰かを助けてあげたい。格差をなくすためには、このような手助けをはじめ、状況を正しく理解・声を吸い上げるなどのことが必要だと思っている」とコメント。

兼近の意見に対し、視聴者からは「いろんな環境を見てきたからこそ、言葉の説得力がある」「かねちーのような視点を持つことは大切」と感心の声が寄せられた。

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