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UPDATE|2023/08/16

一球一球が見逃せない名勝負…甲子園で大谷翔平との対戦が見てみたいマンガのキャラクター4選

甲子園を舞台に躍動したキャラクターが並ぶ「阪神甲子園球場100周年記念事業キービジュアル」

2024年の甲子園100周年を控え、2022年から阪神甲子園球場100周年記念サイトにて『阪神甲子園球場100周年記念マンガコラボムービー』が公開されている。人気マンガ9作品とコラボした動画は各作品の単行本全269巻から厳選された阪神甲子園球場にまつわる名シーン・名セリフで構成されており、感動したファンも少なくないだろう。ここで紹介されている9作品に登場するキャラクターと、現在、メジャーリーグで活躍している大谷翔平とを対戦させればどのような場面が生まれるだろうか。今回は、打者1人、投手3人との対戦についてまとめる。

【関連画像】元祖・大谷翔平は? 二刀流の選手が活躍する野球マンガ

 1人目は、野球マンガの第一人者・水島新司先生の代表作『ドカベン』の主人公・山田太郎である。中学時代、柔道部を経て野球部に入部した山田。高校に進学後は明訓高校で主に捕手で四番を務め、野球部の快進撃に一役を買った。そんな山田を打ち取ろうと、数々の投手が山田に勝負を挑んだ。ハエが止まるほどの超遅球を操る投手や、逆に目にも止まらないような高速のボールを投げ込む投手などさまざま。高校時代から多彩な投手との対戦が豊富な山田を抑えるのは並の投手では不可能に近い。

 しかし、大谷翔平であれば山田を抑えることも可能だろう。160km/hを上回るストレートと、急激に曲がるスイーパーを駆使した大谷の投球には山田でも苦労するのではないだろうか。特に、左打者である山田の胸元に食い込んでくるようなスイーパーには手を焼きそうだ。一打席勝負なら大谷の勝ちが予想され、一試合であれば疲れの出てきた後半になら山田の一発が見られるかもしれない。

 SNSでは「水島新司先生なら山田太郎と大谷翔平の対決を書いてたかなぁ」や「水島新司さんがご存命ならば大谷翔平と山田太郎のバッテリーを描いてもらいたかった」と『ドカベン』の作者・水島新司先生演出の2人を読みたかったとの声があがっている。水島先生であれば、きっとドラマチックな場面を描いてくれたことだろう。

 一方で、メジャーリーグでもホームランを量産している打者・大谷翔平を抑えるのは甲子園を沸かせた投手のキャラクターでも難しそうだ。まずは、あだち充作品から2人の投手との対戦を予測してみた。『タッチ』の上杉達也と、『H2』の国見比呂である。両投手ともにスピードのあるストレートが特徴の本格右腕。左打者である大谷との真っ向勝負は、ファンならずとも注目したくなる対戦だ。

 ただ達也は野球経験の浅さもあり、変化球には難のあるタイプ。さすがに直球だけで大谷を抑えるのは至難の技だろう。一試合通じて対戦すれば、4打数3安打してもおかしくはない。一方で、比呂は投手としての完成度は達也より高いと見られ、大谷は苦戦するだろう。4打数1安打あたりを予想する。

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