最後に対戦するのは『巨人の星』の星飛雄馬だ。子どもの頃から父・一徹にしごかれ野球の実力を高めていく。時に飛雄馬は、強力なバネで身体の自由を奪う「大リーグボール養成ギブス」を装着させられ、現代では考えられないような修練を積む。そんな飛雄馬が投げる球は、キャッチャーを吹き飛ばすほどの威力を持つ。また、そんな剛速球以外に、プロ入り後に習得した魔球・大リーグボールを駆使されれば、大谷といえどもそうそう簡単には打てないだろう。
大谷と飛雄馬の対戦は、甲子園だけで終わらせるのはもったいない。プロの世界を舞台に何度も対戦すれば、数々の名勝負を見せてくれることだろう。飛雄馬の大リーグボールに打ち取られた大谷が、次戦でそのボールを克服し、打ち返し、またそのリベンジに飛雄馬が燃えるという展開。どこまでも成長しあう姿が想像できる。
今回は、甲子園で活躍した野球マンガのキャラクターと、メジャーリーガー・大谷翔平との対戦を考察した。現実では起こりえない対戦なので、対戦結果にはそれぞれの思いがあるだろう。架空のキャラクターをもってしても、大谷を止めることは簡単なことではなさそうだ。それほど、大谷は現実離れしたスーパースターということになるのだろう。
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