笑顔の絶えない愛らしいパフォーマンスとキャッチーな楽曲で人気急上昇中の「君の隣のラジかるん」、通称“君ラジ”。この夏はTIF初出演を果たし、8月6日にCD「FITするん!」をリリースして精力的にライブ活動を行うなど勢いを加速させている。今回は君ラジのオリジナルメンバーで、8月8日に16歳になったばかりの和田あずさに直撃インタビューを敢行した。
──どういうきっかけでアイドルになったんですか?
和田 もともとAKB48さんが大好きだったんですけど、推しの板野友美さんが卒業してからは、原宿系が好きになって、きゃりー(ぱみゅぱみゅ)さんのライブに行ってました。でも、ずっとアイドルになりたくて、小6の時に「原宿に行けばスカウトのチャンスがある」ってテレビで見て、その翌日、めっちゃオシャレをしてお父さんに原宿に連れて行ってもらいました。そしたら、その日に事務所の方にスカウトをされたんです。そこに所属して、とあるグループに入ったんですが、すぐに終わっちゃいまして……。
──それまで歌とダンスの経験は?
和田 なかったです。ただ小学校の友達もAKB48さんが好きだったので、よくクラスの端っこで振りコピをしてました。
──すぐにアイドル活動には馴染めたんですか?
和田 メンバーが同年代の小学生グループだったので楽しくやれました。ただ活動期間が短くて、グループ卒業後は女優活動も始めて、舞台にも出ました。演技未経験だったので、めっちゃ怒られましたけど、やりがいはありましたね。最近も舞台に立たせてもらっているので、これからもアイドル活動と並行して演技はやっていきたいです。
──君ラジは2017年7月結成ですけど、最初は2人組だったんとか。
和田 最初は同じ年の橘桜子と2人で活動してました。初お披露目まで1年ぐらいレッスン期間があったので、どんどん仲が深まりましたね。このまま2人でやっていくのかと思ったら、徐々に追加メンバーが入ることになって、その度に私はありえないぐらい反対していたんです(笑)。他のメンバーも常にメンバー追加には反対でした。ただ一緒に活動していくと仲良くなって、結果的には5人で良かったなって思います。
──まだ追加メンバーの可能性もあるんじゃないですか?
和田 もう嫌だー(笑)。でも入ったら仲良くなって、「6人で良かった」ってなるかも。
──メンバーそれぞれのキャラクターを教えてください。まずは橘桜子さん。
和田 私が陰キャなら、桜子は陽キャ。新しいメンバーが入ってくると、最初に仲良くなりますね。正反対の性格なのに、いつも意見は一致するし、いまだに1度もケンカをしたことがないんです。
──和田さんは陰キャって自覚があるんですか?
和田 はい。人見知りでコミュ障。小さい頃は自分から前に出れたんですけど、中学生になって、同じクラスに仲の良かった友達がいなくなって話せなくなっちゃったんですよね。
──ステージ上で元気なパフォーマンスを繰り広げる和田さんを見ていると陰キャとは一切感じないですけどね。
和田 ファンの方は何をしても受け入れてくれるじゃないですか。なのでライブでは好き放題やれるんですよね。