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UPDATE|2023/10/15

クライムサスペンスから名作少女漫画まで…漫画原作が目白押しの10月期ドラマ

ドラマ『マイホームヒーロー』ポスタービジュアル(公式Xより)

10月に突入し、秋の新作ドラマの放送が続々と始まっている。そのラインナップを見ると、人気漫画を原作とした実写化作品が目立っていることに気づくだろう。累計300万超えのクライムサスペンスから、誰もが胸をときめかせた“あの名作少女漫画”の実写化まで、チェックしておきたい作品が目白押しだ。

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たとえば10月24日深夜から放送されるドラマ『マイホームヒーロー』(TBS系)は、『週刊ヤングマガジン』で連載中の同名コミックスが原作。『100万の命の上に俺は立っている』の山川直輝と、『サイコメトラーEIJI』の朝基まさしがタッグを組んだ作品で、累計発行部数は330万部をゆうに超えている。

主演を務めるのは、実力派俳優の佐々木蔵之介。しがない会社員の父親・鳥栖哲雄役を演じており、娘の零花役に元・乃木坂46の齋藤飛鳥、妻の歌仙役には木村多江が抜擢された。

同作はかなりセンセーションな作品であり、哲雄が娘の彼氏を殺害してしまい、その死体を隠蔽するという衝撃の幕開けからスタートする。一線を越えた後も過激な展開が続くため、ファンの間では「実写化不可能では?」などと囁かれていた。

ただ、8月22日に公開された予告映像を見る限り、それは要らぬ心配だったようだ。作中には鬼気迫る表情でカレシを殺害する哲雄の姿はもちろん、死体を煮込むための煮えたぎった浴槽まで忠実に再現されており、予告だけでスタッフの本気度が感じられる。

主演の佐々木によると「登場シーンの9割がピンチ、撮影中は毎日血塗れでボコボコ」だったそうなので、恐らくバイオレンスなシーンも盛りだくさんなのだろう。豪華キャストを揃えておきながら、放送時間が深夜枠なのも何となく頷ける。

ちなみに同作はドラマ版に加え、来春に実写映画も公開予定。禁断のクライムサスペンスは果たしてどこまで“不可能”を“可能”にしたのか、過激な描写が苦手でなければチェックしておいて損はないはず。


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