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UPDATE|2023/10/22

僕が見たかった青空・今井優希「お姉ちゃんが締め切り10分前にこっそり応募してくれた」

今井優希 撮影/たむらとも

乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。8月30日にデビューシングル『青空について考える』をリリースした彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。今回は愛知県出身の18歳、「ゆきっち」こと今井優希(いまい・ゆき)のインタビュー。

【写真】今井優希の撮りおろしカット【10点】

──今井さんはお姉さんが僕青のオーディションに応募してくれたんですよね?

今井 そうです。オーディションがあることは知っていたんですけど、学校のことで頭がいっぱいだったし、応募する勇気もなかったです。アイドルのことはめっちゃ好きだったけど、自分が職業としてアイドルをすることを想像できなくて。そんな私を見ていたお姉ちゃんが締め切りの10分前にこっそり応募してくれて、ある日「書類審査通ったよ」って聞かされて、ビックリしました(笑)。

でも、二次審査の前に足を骨折しちゃって……。迷ったけど足を引きずりながら行って、待合室ではテスト勉強しながら待っていました。そのおかげか緊張しないで面接に臨めましたね。

──オーディション合格が高3の4月ですし、ちょうど進路を考える時期ですよね。

今井 「どんな職業に就くか、考えなさい」と先生に言われても、何年後かに自分が何をしたいかなんて、その時にわからないじゃないですか。そんな時にお姉ちゃんが応募してくれていて、アイドルという肩書をもらえました。

──お姉さんが一番合格を喜んでいるかもしれないですね。

今井 初めて出演した歌番組を観て、「あの甘えん坊のゆきが東京に行って、一人で家事をしながら、テレビに出てる」って泣いてくれたみたいです。「こないだまで赤ちゃんだったのに」みたいな(笑)。

──名古屋から一人で上京することに抵抗はありませんでした?

今井 一人暮らしだけじゃなく、人生の節目になることもわかっていたから、新しい道に進むことも不安でした。でもキラキラしたアイドルになれるなんて、限られた人にしか与えられないチャンスだから、挑戦してみようと思って。性格的にも「どうにかなるかな」って思っちゃうタイプなので、思い切って飛び込みました。上京したての頃は寂しくなったけど、今はもう全然です。お姉ちゃんとも両親とも連絡はこまめにとっているし、よく帰省したりもしています。

CREDIT

取材・文/犬飼華 撮影/撮影/たむらとも


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