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UPDATE|2023/09/25

僕が見たかった青空・金澤亜美「かわいいだけの人になりたくない、芯を持った人になりたい」

金澤亜美 撮影/たむらとも

乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。8月30日にデビューシングル『青空について考える』をリリースした彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。今回は神奈川県出身の15歳、「あみ」こと金澤亜美(かなざわ・あみ)のインタビュー。

【写真】金澤亜美の撮りおろしカット【9点】

──インタビューを受けるのは好きですか?

金澤 緊張するから苦手です。話すのが得意じゃないので。

──小さい頃からそうだったんですか?

金澤 クラスで前に出て発表するとかあるじゃないですか。泣きそうなくらい嫌でした。泣いたこともありますし、泣いた結果、発表しなかったこともあります(笑)。

──そんな人がこの世界に入ってきて、大丈夫ですか(笑)?

金澤 5月から活動が始まって、インタビューを受けても目を合わせるのが苦手で違う方を向いていたし、泣いてしまいました(笑)。何か月か経って、やっと目を合わせられるようになったし、泣くこともなくなりました。

──成長しましたね。メンバーからはどんな人だって言われますか?

金澤 メンバーもファンの方も「かわいい」と言ってくれますけど、自分ではそうは思っていません。それに自分としてはかわいいだけの人になりたくなくて。ちゃんと自分を持っている人になりたいです。

──芸能界に憧れている人はいますか?

金澤 はい。その方はかわいくて雰囲気も大人しいタイプですけど、ちゃんと強い芯を持っている方で、私もそういう人になりたいです。

──8月30日、ついにCDデビューしましたね。

金澤 自分の声が入ったCDが発売されているなんて、今でも信じられません。ずっとアイドルに憧れていたので……。夢だったアイドルになれて、この曲を聴いた方が「夢って本当に叶うんだ」とか「夢を叶えることってすごく幸せなことなんだ」って思っていただけるように、これかの活動を頑張っていこうと決心しました。私は話すことは得意じゃないけど、気持ちをパフォーマンスで届けられる人になりたいです。

──ダンスはいかがですか?

金澤 バレエを4年間習ってきました。細かい手の動きとかはアイドルのダンスと近いものがあって、バレエの経験が少しは役立っています。でもバレエよりも役立っているのは、中学生の頃から自己流でやってきたアイドルダンスです。家の鏡の前でずっと踊っていました。好きな曲の振り付けを覚えてはお母さんに見せていました。この世界に入ってから、「振り覚えが早いね」と褒めてもらえるのは、そのおかげです。

でも、合格してレッスンを始めたばかりの頃の動画を見ると、表情が硬くて。今はほかのアイドルの動画を観ながら研究しています。アイドルになる前は、ただ「かわいいな」と思って見ていたけど、最近は「ここでこういう表情をするのか」という視点で見るようになりました。

CREDIT

取材・文/犬飼華 撮影/撮影/たむらとも


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