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UPDATE|2023/12/11

僕が見たかった青空・宮腰友里亜「福井から出ることに親は猛反対、夢を叶えたくて説得しました」

宮腰友里亜 撮影/たむらとも



──そもそも東京に出たい願望が強かったんですか?

宮腰 めっちゃ強かったです。福井に住んでいると、やっぱり憧れるんです。福井はいいところだけど、交通も不便だし、遊ぶところも少ないし、就職か進学で上京できないかなって模索していました。

──上京してみて、いかがですか?

宮腰 福井と比べると、皆さん急いでいる感じがします。電車に乗っている人の顔を見ても、何かに追い詰められているように見えて。お仕事とかで急いでいるんでしょうね。上京した今となっては福井愛がハンパないです(笑)。

──先日、取材で福井に帰っていたそうですね。

宮腰 やっぱり空気が違うし、居心地が違いました! 電車に乗っていて、福井が近づいてくると、気がつけば外ばかり見ちゃうんです。水平線がきれいだな、とか。福井は自然が豊かで人の手が入っていない自然に囲まれているんですよね。それに食べ物もおいしくて、人が温かい。四季がはっきりしているから、景色の変化を楽しめますし、空気もおいしいです。

さらに来年春、北陸新幹線が福井まで伸びるんです! 東京から陸路で行く場合は金沢か米原で乗り換えないといけなかったんですけど、来春からは一本で帰れます。福井県民にとっては一本で東京に出られるので、地元では期待がとっても大きいんです。

──これから地元の良さをアピールしていくためにも、名前を轟かせないといけないですね。

宮腰 東尋坊くらい有名になりたいです! 「東尋坊、ゆり坊」みたいな(笑)。

──その「ゆり坊」というニックネームも独特ですよね。

宮腰 自分で考えました。僕青に入る前から友達にはそう呼んでほしいとお願いしていました。でもメンバーは、だいたい「ゆりちゃん」って呼びますね。

──改めて、憧れていたアイドルになった気分はいかがですか?

宮腰 毎日がめっちゃ幸せです! ファンの方も増えてきて、ファンの方から元気をもらったり、自分がみなさんに元気を与えることができるということもうれしいです。福井にいては経験できないことをさせていただいて、毎日刺激をもらっています。

──どんなグループになるのが理想ですか?

宮腰 23人全員がみんなで頑張って、支え合いながら進んでいきたいです。近い将来サンドーム福井をたくさんのお客さんでいっぱいできるようなグループになれたらいいなと思っています。

(取材・文/犬飼 華)
CREDIT

取材・文/犬飼華 撮影/たむらとも


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