乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。8月30日にデビューシングル「青空について考える』をリリースした彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。今回は石川県出身の17歳、「ここな」こと吉本此那(よしもと・ここな)のインタビュー。
【写真】吉本此那の撮りおろしカット【10点】──先日、地元・石川県の学園祭に出演したそうですね。吉本 そうなんです。通っていた高校の先生とかサッカー部の生徒とかも来てくれたので、知っている顔ばかりで緊張しました。「ここなー!」って声援を送ってくれたり、私の名前が書いてあるうちわを作ってくれたりもして。もちろん初めましての方もたくさんいらっしゃっていて、すごく楽しかったです。最後の方にはもう恥ずかしさもどこかへ飛んで行って(笑)。皆さんが盛り上げてくれたので、ありがたかったです。
──イベント終了後、友達とは会えましたか?吉本 たまたま会えて、「久しぶり! よかったよ」って声をかけてくれました。私がアイドルになるなんて、想像もしていなかったみたいです。そんなキャラじゃなかったので。
──上京するとき、アイドルになると伝えなかったんですか?吉本 そういう説明はしなかったです。学校を転校する最後の日の放課後、一緒にカラオケに行って『Best Friend』(Kiroro)を歌って泣きました(笑)。石川で初めてイベントに出演したときも来てくれて。一番前に座っていて、ちょっと恥ずかしかったですけど(笑)。
──この世界に入ったことを親御さんは喜んでくれていますか?吉本 出演したテレビ番組とかは全部見てくれていますね。この前は「首が前に出てるよ」って座り方を注意されました(笑)。でもそういうのは親だけで、二人いる妹たちは何も言ってきません。私が上京するときも「そうなんだ」くらいで。
──上京から半年が経ちました。性格などに変化はありますか?吉本 おしゃべりになりました。メンバーがたくさんいるから、いろんなことをしゃべるし、コミュニケーションが増えました。高校時代は仲のいい子一人とずっと一緒にいて、その子が風邪をひいたら私も休んでいるくらい狭いコミュニティだったので。
──そこまで徹底していたんですね。吉本 それくらい一人になるのが嫌でした。他の子ともしゃべることはあったけど、行事のときにちょこっと話すくらいでした。今ではかなり心を開けるようになったと思います。